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2話 転機

2話 転機


「これからよろしくお願いします!」


4人が並んで挨拶をしてきた。新入部員は初々しくていいなあ。ちなみに弓道部は3年生が私含めて3人、2年生5人、1年生4人という小さな部活動だ。私は一応部長部長をしている。


「じゃあまず準備運動!」


準備運動は基礎体力を付けるため走ったり筋トレしたりしている。みんなで走っていたら1人遅れてる子がいた。


「ちゃんとついてきて!」


「は、はぃぃぃぃぃぃ…ごめんなさい…」


ズキッと胸が苦しくなった。…あーもうそうだよ!あの子が伽音だよ!私の好きな人だよ!!でも部長って立場だし助けられない…。


「今日はここまで。自主練したい人は残ってください。お疲れ様でした!」


そんなこんなで今日は説明だけで終わった。伽音とは全く話せていない…。自主練なんて私以外しないだろうし…。


部活終わりの報告をし、私1人で自主練をしようとしたら弓道場に人影があった。…だれ?


「先輩!自分に教えてくれませんか!!」


「熱心だねwいいよ教えてあげる!」


…やったぁ!!!伽音さんだぁ!!!にやけが止まらない……。でも伽音さんは真面目に教わりに来てるし、1通り教えるか…。


「この時って体勢ってどうなるんですか?」


「ここはこうやって…」


教える時密着しすぎや!!これはだめだ!!私の心臓がもたない(汗)いい匂いhs。あぁ私の理性はどこいった!?理性を保つことに全神経を使いながら1時間教えた。


「お疲れ様、終わろっか」


「あっはい。でも電車の時間までまだ時間あるので居てもいいですか?」


「うんいいよー、私帰り歩きだし一緒にいよっか?」


「すごく嬉しいです^^*」


ズキュン…//。可愛すぎだろ…。ホント反則…。


それから私達は世間話を少し話していた。すると伽音が私にいきなり問いかけてきたのだ。


「先輩って好きな人いないんですか?」


「…っ!」


どうしようここで『君だよ』なんて言えたらどんなにいいだろう(泣)だってまだ会って2回目だよ…。ひかれちゃうよ…。


「伽音はいないの〜?」


「あー、先輩話そらしましたね〜wまぁ、いないことも無いですけど…。」


…。てことはいるのか…。そうだよねこんなに可愛いもんね…。さっき君だよなんて言わなくてよかった…。じゃない。ここで言わないと後で後悔するぞ江口瑠璃!!!!言うんだ!!


「さっき聞かれたから言うけど私は一目惚れしたんだ。相手を。」


「凄いですね!ドラマみたい!!それで告白したんですか?」


「しようか、迷ってるかなぁ〜。どうすればいいかな?」


「後で後悔したくないなら当たって砕けろです!!」


どうしよう…。ラノベなら告ったらOKされる流れ!ラノベなら、の話なんだけど…。


「私の好きな人はねぇ」


「うんうん、」


「…っ。近衛伽音さん。あなたのことが好きです。一目惚れでした。付き合ってください」


言ったぞ!!私は言ったぞ!!ラノベならOKがくる!大丈夫だ!とでも思わないとドキドキして胸が張り裂けそう(汗)…伽音さん、なんて言うかな。


彼女は、美しい唇を開き、俯きがちに呟いた。


「先輩、私、彼氏がいるんです。」

どうもエ口です!恋愛系なんて書き慣れてないから展開とかおかしいけどこれからも末永くお付き合い下さい!!でわでわ〜

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