10話 充実しすぎでしょ
お家デートの途中、いい雰囲気になったけど、ぽそりと伽音が言い放った「やり方わからない」宣言。はたしてどうなるのか…
10話 充実しすぎでしょ
…仕方分かんないなら攻めの体勢なるなやw…まぁ、そんな所も可愛いけどなぁw私も男前になろう…w
「いいけど、優しくできないよ?覚悟しろよ…」
まず、伽音にキスをした。私のものだと印を付けるような軽いキス。次に伽音のふたつの膨らみに手を伸ばそう、そう思ったら首に手が回され、首ごと頭が引っ張られた。…てかキスされた。でぃーぷな。w
チュー
…長いな
チュー
…流石に酸欠なるで…
チュー
…やば、頭がクラクラしてき…t…
バタン
「…!?瑠璃!?」
気がつくと、私はいつものようにベッドで横になっていた。ただ、いつもと違って目の前には伽音がいた。
「る、瑠璃!!大丈夫!!?」
「んー、頭痛いけど大丈夫…」
…そうか、あの後酸欠で倒れて…!?また出来なかったやん…ほんとに伽音に悪いことしたなぁ…
「ごめんな伽音、また途中で…」
「そんなことどうだっていいの!!」
「え、どうでもよかったの!?」
「違うの、瑠璃が無事なら、全然比べ物にならないくらいどうでもいい事なの!!」
…なんていい子なんだ…グスン。…でも今からなんて出来ないし、する雰囲気でもないなぁ…そうだ。
「もうすぐ夕方だけど、一緒に横になる?」
「…!!うん♪」
まるで、コタツに入っていたら猫が近づいてきてスリスリしてるような、そんな感覚だった。意識しまいと頭では分かっていても、妙に意識してしまう。少し荒い息。私より高めの体温。まわされた腕の細さ。押し当てられた胸のやわらかさ。そのひとつひとつがほんとに愛おしくて、離したくなくて、お互いずっと抱きしめ合っていた。
しかし別れの時はやってきて惜しくも伽音は帰ることになった。
「じゃあね伽音、また明日」
「はい、…あ、瑠璃、明日その…お弁当作ってあげるから瑠璃は持ってこなくていいよ…//」
「ひゃいっ!」
やべ、声裏返った…wwそしてすげー嬉しいwほんとに充実しすぎてラノベ展開ならこの後修羅場やし、エロゲ展開ならこの後ャりまくりっていうどっちにしても精神もたない感じになるよなぁ。
「ああ〜、明日楽しみやなぁ〜」
そう言って眠りについた私。明日はどんな日になるんだろう…。
どうもエ口です、ほんとグダグダな小説になってきました。自覚はありますすみません…。もっと精進したいと思うのでよろしくお願いします!




