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第96話 黒田官兵衛


 秀吉のもとで打倒柴田勝家の行動を開始することになった。

 俺はまず、秀吉に連れられある人物の場所へと来た。

 もちろん、俺以外に水上と河合の2人もいた。


 「誰に会うんだ?」


 俺は、水上と河合の2人に聞く。


 「そりゃあ、もちろん」


 「秀吉といえばあの人でしょ」


 2人は息をそろえて言う。


 「「黒田官兵衛!」」


 「ああ、あの軍師ね」


 俺は納得した。

 しかし、俺の反応が薄かったことに2人は納得がいかなかったらしい。


 「小田先輩、何でそんな反応薄いんですか。黒田官兵衛ですよ、黒田官兵衛。あの天才軍師」


 「秀吉を天下人へと持ち上げた軍師ですよ!」


 2人はかなり興奮していた。

 黒田官兵衛は有名な人物だし、大河ドラマの主人公にもなる程の人物だから人気があるのは知っている。だが、俺としては何も思わなかった。好きでも嫌いでもない。そんな人物だからこそテンションがこんなもんなのだ。


 「ん、うーん」


 2人のテンションについていけなかった。


 「まあ、小田先輩は戦国にはほとんど興味なかったから仕方ないかもしれないですね」


 「そうだね」


 「そういう、河合の専門時代は江戸時代だろ?」


 「え、ああ、そうですけど江戸は戦国のすぐ後ですからほぼ同じようなもんっすよ」


 河合が嬉しそうに言う。

 まあ、そうだな。

 江戸時代にも武士はいるし、戦国時代の有力な武士が大名として生き残っているからある意味戦国時代が好きになるのもわかる。

 俺の近代史はそれらすべてをぶっ壊してできただけであるからかなり違うものだ。日本史の中での分断されている場所って江戸と明治だと思う。


 「まあ、私は戦国が専門なんで黒田官兵衛好きですけどね。ただ、本音を言うと早く伊達政宗に会いたいんですけどね」


 水上は戦国の中でも伊達家が専門である。

 水上はかなりうれしそうに話している。

 やっぱり戦国が好きなんだなと思う一面であった。ちなみに水上はかなり可愛い。今の笑顔には一瞬ドキッとしてしまった。俺に彼女がいなければ勘違いするような笑顔だったのかもしれない。


 「さあさあ、小田殿この部屋ですぞ」


 秀吉が俺らの話が一通り終わったと判断し部屋へと入れる。


 「お待ちしておりました。黒田です」


 部屋に1人座っていた男がいた。

 その男は黒田と名乗った。

 この冷静そうな男が黒田官兵衛なのか。


 「俺は小田忠志です」


 「あなたが小田殿ですね。早く会いたいと思っておりました」


 「え?」


 「あなたのことは実は前から知っているんですよ。彼女経由でね」


 そう言って、黒田官兵衛は奥から1人の女性を呼んだのであった──


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