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第65話 変更点

 「その名も徳川家康だ」


 徳川家康。

 俺でも知っている超有名な戦国大名、戦国武将の名前であった。でも、1つ気になったことがある。


 「家康って愛知じゃないのか?」


 「ああ、そうね。家康の本拠地は三河国……現在の愛知県岡崎市何だけど今川家滅亡後はちゃっかり駿河国まで領土増やしているのね。三方ヶ原の戦いっていう武田信玄との戦があるんだけどその戦は駿河国で起きた戦よ」


 俺は、知らなかった。

 なるほど。


 「じゃあ、徳川家康に会えるかもしれないのか」


 「そうだな。それにお前だってその辺の知識はあるはずだぞ?」


 「ん? それはどういうことだ?」


 「お前なあ、大河ドラマ見ているのに忘れているのかよ」


 竜也に呆れられた。

 なぜだ?

 理由がよく分からなかった。


 「大河ドラマ……何かあったか?」


 俺は、最近見た大河ドラマを思い出す。しかし、良く覚えていなかった。

 うん。記憶にございません。

 そんな状況だ。

 

 「はあ、あるだろ。去年の大河ドラマ直虎は徳川家康が掛川城にいただろ。井伊谷三人集だって、徳川の家臣になっているのだからそのあたりのことはドラマの内容を覚えていればお前でもわかったはずだぞ」


 「うぅ。し、仕方ないだろ。ただドラマは面白いから見ていただけなんだよ。その背景とかその辺まで詳しいことは分からないぜ」


 「忠志君、普通自分が知らない時代であっても大河ドラマを見れば歴史が気にならないの? 自分で調べようとは思わないの?」


 竜也、そして佳奈美の2人に俺はなぜだか責められていた。どうしてだ。ただ、大河ドラマを見て何もしなかっただけでどうしてここまで怒られないといけないのか。よくわからない。


 「まあ、いいや。それでだ。今から向かうのは飯田の方から静岡に向かう」


 なるほど。

 よくわかっていない。

 ただ、竜也が言うんだからそうなのだろう。

 長野の下の方の地理までは俺はよくわかっていなかった。


 そして、翌日。

 動き始めたが、予定が変わったのだった。


 「おーい、野村殿」


 俺らと一緒に行動している菊川が使う道を変わったことを伝えてきた。


 「何だ?」


 「木曽路に変更になりました。なので、木曽から美濃、そして近江、京に向かいます」


 「……中山道のルートか。まあ、わざわざ静岡に出るのも大変だし正しいルートか。むしろ、今まで提案していたルートは遠回りすぎか」


 どうやらルートが変わったらしい。


 「2人とも。いいか。道が変わった」


 「話は聞こえていたよ。中山道のルートね。まあ、確かに木曽の方なら岐阜に入ったほうが早いね。静岡も結局山だから入りづらいしそれでいいよ。滝川一益とかはどうなの?」


 「滝川一益が考えたらしい。何で、駿河に行くんだ、と」


 「そうだよな。この時代の人からしたらおかしなルートだからそう思うよね」


 2人がルートとか話をしているが俺にはまったく分からず、蚊帳の外にいた。

 寂しい。

 2人に置いて行かれているような気がする。まあ、元々おいて行かれていたのだけどな。


 「……早くいくぞ」


 俺は、これ以上話において行かれるのが嫌だったので菊川に着いてそのまま前の方へと歩いて行ったのだった。

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