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熱血教師は今日も頑張っている。  作者: まろん
第一章 よろちくび先生∂∀∂
2/3

熱血教師、決意する!!!。

「ガラッ」ドアを開けた。心臓がばくばく言っている。生徒からの冷たい視線を感じる前に

挨拶しないと、、、。そう思い、口から出てきた言葉は、、、「おっはよーーー∂∀∂今日からよろちくび☆★☆」

しーーーーーーーーーん(3度目)

俺は......俺はなんてばかなんだ......こんなこと口に出そうと思ってない。緊張のせいだろうか......

残念ながら頭の中にこの挨拶がインプットされているらしい。もう終わりだ、、、そう思ったとき.....。

「あはは!本田、、、よろちくび先生だっけ?なかなか面白い先生じゃん。これからよろちくび。」

一番後ろの席の松本 俊也が言った。すると皆が笑った。「アハハハ」「アハハハ」「アハハハ」

[なぜ俺が言っても笑わないくせにお前らぁ!]とんでもなく、くだらない事で俺は何を怒っているんだ、、、。

そうだ。先生の名前で遊んではいけないということを教えなくては。

「松本くん!先生は"よろちくび"という名前ではありませんよ!!!。」

すると「あん?お前がよろちくびよろちくび言ってるからだろうよ?うっせえんだよ!新任教師が!!!。」

コッコココココ、コイツとてつもなくヤバい!!!!!そこらにいる問題児とは訳が違う。

さすがにさっきまで笑っていた生徒達も静かになった。ここは先生として、、、。そう思ったとき。

「松本俊也はいねえかあ~~!!!」聞き覚えのあるその怒鳴り声は前に怒鳴っていた髭面教師だった。

見るからに怒っている。眉間にシワがより、小さな声で舌打ちをしているのだ。

「ここにいるけど。どうしたの?HI・GE・DU・RA・ZI・ZI・I・^_^」

松本が笑いながら言った。すると

「うるああああああああああゴルアアアア」髭面の教師は怒鳴りながら逃げる松本の後を

追っていって二人の影は廊下から見えなくなった。これはヤバい。とりあえず松本の親友の島崎優也に

話を聞いた。「いつも松本はあんなんなのか?。」すると「いつものことだよ。」と言ってきた。

予想以上に島崎が優しい口調だったのでお前ら本当に友達か?と思った。

その後普通に授業をして皆を帰らせてから、俺は職員室で衝撃の出来事を知る。

なんと松本がサッカーをしていて蹴ったボールがキーパーの腕に当たり、骨折させたらしい。

本人は謝りもせず、「シュートしたボールを取れなかったあいつが悪い。」と言っているらしい。

だがケガをした男の子は、わざとボールを腕を狙ってけってきたと言っている。

「よくも俺のクラスの生徒を、、、!!!。」

しかもケガをした子は髭面教師のクラスの子だったらしいのだ。

ここは教師として......!!!

「安心してください。松本の事は俺が担任として解決して見せます!!!。」

と俺は決意し、言ったのだった。



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