表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

5 とある転生の間にて

転生するのに、記憶はある方が良いですか?

ゼロスタートがいいですか?

ある日、少女は言いました。

「神様、私転生するなら全て忘れたい。」

神様は言いました。

「僕の世界は新しいから、前世の知識があれば多少は楽が出来るかもよ?」

少女は言いました。

「それでも全て忘れたいの。

あの人が、消滅して居無い世界を覚えて居たく無いの。」

神様は言いました。

「僕とこことその前の世界の記憶もかい?」

少女は言いました。

「はい、ここの前の世界は私大嫌いです。

もっと思い出したくありません。」

神様は言いました。

「やり直しの為の転生かい?」

少女は言いました。

「いいえ、やり直しはここで済ませました。

だから、忘れても私は何をすべきか必ず分かります。」

少し考えて居ると、別の女神様が彼女に言いました。

「ならば、私がもう一つ力を授けましょう。

多分、あなたの魂ならば、ここの前の世界の魂達と関わるでしょうから。」

少女は言いました。

「え?あちらの者達も居るのですか?」

神様は言いました。

「うん、残念な事に君に因縁の有る者が、あちらの神の手違いで、うっかり紛れ込んでしまったんだ。

その後始末を頼む事になると思うんだ。」

少女は言いました。

「アレは多分私でないと倒せませんね。」

神様は言いました。

「倒せないだろうね。

みんな対応方法を知らないから。」

少女は言いました。

「先程も言いましたが、記憶は全て消しても、使命は忘れません。

そう言う性分なのです。」

神様は頷きました。

「そうか、仕方ないね。

少し苦労するかもしれないが。

僕の加護も強化して上げるから。

頑張って生きてくれよ。」

そう言われると、少女はそこから消えた。

いや、異世界ファーブラへと転生したのだった。





一体誰の転生話ですかね!(白々しく。

それでは又。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ