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虐められ子でボッチの僕の目の前に彼が現れた事で、僕の人生は180度変わる!  作者: かず斉入道


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第97話 ミチは今は朝が忙しいようですよ? (8)

「……私がね、身支度を終え、顔を上げるとね。パタパタと音がするの……。それもね、ラン! そのパタパタと何かしらを叩く音はね……。私もね、何処かで聞き覚えのある音……。それもさ、小学校の頃から、その日の日直になれば聞き覚えのある音だったの~!」


 山口さんは恐怖と悲痛……。


 そうランが傍から山口さんの話を聞きつつ、彼女様子を窺っていてもさ。山口さんは何かに怯え、恐れ慄いている様子で叫ぶように、ランへとここまで告げると。


「……だからね、ラン~! 私はね、ポンポンの音を聞き、『あれ?』と思ったのよ……。だって、その奇妙な音だけれど。私が良く聞く音でもあるけれど……。私がこれから出す音……。二つの黒板消しを楽器のドラムのように叩き合わせ出す音だからね。私は『あれ?』と思いつつ、『何で黒板消しを叩き、合わす音が、私しかいないはずの教室でするのだろうか?』と思ったのね。するとさ、私の体中から直ぐに嫌な汗……。冷や汗と言う奴が一気に吹き出た……。そして私の血の気も一気に引き、蒼白すればね。私は見なければ良いのにさ、その謎……。恐怖の音に惹かれるように……。ついついとさ、音が鳴る方へと興味津々に目線を動かしてみたの……。するとさ、窓の外で……。黒板消しだけが浮いて、二つが仲良く合わせあって、勝手に……。そう誰の腕も人の姿も無いのに、動いているんだよ! ラン! だからね、私! その怪奇現象を見て『きゃぁあああああああああっ!』と絶叫を上げたのよ。──そして教室から飛び出すように慌てて逃げたの! 余りにも恐ろしい物を見てしまったから……」と。


 山口さんは蒼白した顔で恐怖に怯えながら、ランへと説明をしてきたらしい。








(お願い)


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