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虐められ子でボッチの僕の目の前に彼が現れた事で、僕の人生は180度変わる!  作者: かず斉入道


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第93話 ミチは今は朝が忙しいようですよ? (4)

 その後も彼女が満員電車に乗り込んでも。


『サワサワ』、『ソワソワ』といつものように変態な会社員のおじさんからスカート越しにお尻を触られる変態、痴漢行為に遭っても、いつもの山口さんならば。


「しくしく」と啜り泣きをしながら。


(や、辞めてください)


 と脳裏で不快感を告げるだけの泣き寝入り状態が続いていた。


 だから変態痴漢なおじさんたちから山口さんは、『子猫ちゃんはよいカモちゃん』だと思われていた。


 しかし、その日の山口さんは早朝から妙に冴えていたから。


『サワサワ』、『ソワソワ』、『ニギニギ』としてくるおじさんの手をギュと抓る、ではなく。変態痴漢なおじさんの手首をグッと握り、上へと持ち上げ──!


「──すいませんー! この手で私のお尻を触らないでくれますか、おじさん!」と、


 今日の山口さんはいつもの彼女ではないから、勇気をだして叫び──!


「すいません! このひと痴漢なんです! 誰か助けてください!」


 山口さんは更に勇気をだして、電車の隅から隅まで聞こえるくらいの大きな声をだし、周りの人たちに助けを求めたらしい。


 すると彼女の周りにいる人たちは、


「えぇ、ええええええええええええっ!」

「嘘ぉ、おおおおおおおおおおおおっ!?」


 と驚愕して、山口さんのことを『本当なのか?』、『嘘なのか?』と半信半疑のある冷たい目で見てきたらしい。


 しかしだ山口さんの傍にいた女性も「私もこの学生さんが痴漢行為に遭う前は。この人から痴漢に遭っていました!」と証言して援護をしてくれた。


「あっ! 私も見た!」

「私も見ました!」

「うちも見た!」と。


 山口さんを援護する言葉が次から次へと名乗りを上げてくれるから。




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