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第81話 ミチの幽霊は先生達には見えない? (5)
僕は、姿は見えないけれど、多分声のする方角からすれば右にミチが立っているのではないか? と思われるから。
僕はそちらへと向きつつ、ミチへと告げ尋ねてみた。
「(う~ん、なるほどなぁ……。それはあるかも知れないな?)」
僕の言葉を聞き、ミチは頷くけれど。
「(……じゃ、小山田……、お前ならジュンユーの件はどうする?)」と。
ミチは性格上、一度乗り掛かった舟を突き放したリ、放置……。まあ二人のことだから他人である自分たちが色々と二人のどちらかに手を貸したり、介入することはよくない。辞めるべきだと言ったタイプの放任主義ではなく。その者の問題が解決するまでは手取り、足取りと首を突っ込み、介入するタイプだと僕は知っているから。
僕に話しを振って尋ねてくるだろうな? と思っていたから。
「(う~ん、そうだな……)」
僕は考える人へとなり、呻りながら思案を始めるのだった。
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