第79話 ミチの幽霊は先生達には見えない? (3)
「えぇ、えええええええええっ!」
「嘘ぉ、おおおおおおおおおっ!?」
と声が上がれば。
「きゃぁ、あああああああああっ!」
「いやぁ、あああああああああっ!」
「マジでぇえええええええええっ!?」
「嘘でしょう~~~?」
「怖い~~~!」
「誰かぁあああああああああっ!」
「先生~! 何とかしてください~!」
と、僕のランやジュンユーが大好きな岬さんまで教室内の女子たちが、自分たちの顔を蒼白させ、絶叫を上げ──! 近くの男子や彼氏……。数学の先生へと絶叫、奇声交じりで、ミチのお化けが怖いから助けて欲しいと嘆願をすれば。
「……やっぱり、いるんだ?」
「……居るみたいだね?」
「……何処にいるのだろう?」
「今はジュンユーの近くにいるんじゃないのか?」
「うん、多分そうだと思う?」
「ああ、そうだね……」
「ジュンユーが数学の先生にキョンシーが出るから、何とかしてくれと嘆願をしたぐらいだから。多分そうじゃないかな?」
「うん」
「ああ」
「そうだな」と。
ミチのお化けの出現で、自分たちの顔を蒼白させ、恐怖に怯え、恐れ、慄く女子達に続くように、男子たちが天井や辺りをキョロキョロ注意深く見渡しながら呟き、会話を始めだし。最後はジュンユーの周りを注意深く観察……。窺うのだが。
ミチはもう既にジュンユーから僕の許へときて。
「(何でジュンユーは、俺がこれほど岬との仲をとりもち、チャンスを作ってやっているのに、物にしないのだ?)」
と、困った顔をしながら尋ねてきた。
だから僕は「(さぁ~)」と答え。
「(ジュンユーは恥ずかしいんじゃないのかな?)」と首を傾げた。




