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第6話 ぼっちの僕に声をかけてくれる奴(5)
そうクラスの中には大島の行動を冷やかす、加藤達のようなチョイワルの奴等も多々いたけれど。
大島の奴は、そんな輩に臆することもなく、僕のように一人孤独でいる者達へと優しく手を差し伸べて回ったよ。
だからね、クラスの爪弾き者たちが大島を冷やかし、揶揄、嘲笑っても、アイツの日常の優しい行為、行動はクラスのみんなも見ている訳だから。
「あんたらね~!」
「お前らなぁ~」
「いい加減にしろ」
「貴方達の方こそ、他人が嫌がることをするのは辞めたらどう?」
「俺こいつらから嫌がらせを受けていたんだよな」と。
大島は絶対に他人に手を上げたりしないけれど。僕のようにアイツに声をかけてもらいクラスの輪に入れるようになり、中学生の頃のように明るく、活発になった者達も多々いるから。




