第35話 今まで教室内で起きた恐怖体験……(4)
と真っ青な顔で告げ、最後に声音を上げるから。
「「「きゃぁああああああっ!」」」
「「「わぁぁああああああっ!」」」
「びっくりした……」
「マジでびっくりした……」
「うん」
「怖かった……」
「……でッ、どうなったんだ。ジュンユー?」
と、他の席のグループでワイワイ、ガヤガヤと和気藹々……。まあ、会話をしていたトルコ系移民のクラスメイトになるサミールが、ジュンユーの恐怖体験を聞き絶叫を上げた者たちの声が気になったのか?
あちらのグループを抜け、阿部や島田、ジュンユー達のここ数日内に校舎や教室で起きた摩訶不思議な体験……。恐怖体験に興味を覚え、ジュンユーへと不思議な体験は、その後どうなったのだ? と尋ねた。
「……ん? ああ、俺が校舎から出たら。目に見えない者の呼ぶ声や足音も病んだ……」
サミールの問いかけに対して、ジュンユーは苦笑いを浮かべつつ、校舎から出れば、自分の恐怖体験は、そこで終焉を迎えたのだと、あいつは苦笑いを浮かべながら言葉を返した。
「へぇ~」
「そうなんだ?」
「そうか?」
「それは良かった」
「本当に大変だったね、ジュンユー君……」
「それで終わってよかったね、ジュンユー」
「うん、よかった、ある。本当に俺! 死ぬかと思うくらい怖かった、ある」
「そうなんだ」
「うん、ほんと、ほんと」
と更にジュンユーが自分の顔を引き攣らせつつ、苦笑いを浮かべると。




