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第26話 教室内を徘徊する者……(2)
「噓だろう?」
「冗談だろう?」
と自分達の顔を蒼白させながら畏怖しつつ告げる者や。
「あっ、はははははは、冗談だろう?」
「冗談だよね? あっ、はははははは」
と苦笑いや作り笑いを浮かべつつ冗談ならば、恐ろしいから、そんな話をしないで欲しいと告げる者達も多々いるけれど。
そんな否定派よりも多々居るのが?
「あぁ~」
「俺も聞いた……」
「私も聞いたことがある……」
と告げるメンバーたちで。彼等、彼女たちの経験話だと。
「山崎の言う通りで俺も先程授業中に教室内を歩く足音がするから『?』、『??』と思って、自分の周りを何度も見渡し確認をしたけれど。人の姿は確認できなかった……」
「あっ、俺も」
「私も」
「家も」
「山崎……」
「ヤンマー」
「朋美……」
「朋や増田の言う通りで、自分の瞳や頭を何度も動かしてみたけれど。人の姿は無いから……」
「確認できないから……」
「俺!」
「儂!」
「私!」
「うち!」
「アーシはね……」
「自分の首を傾げる……」
「まあ、傾げるしかなかったよ……」
と、みんなは自分たちの顔色を変えながら、山崎さんや増田と同じように足音は聞こえるけれど、人の姿は確認できなかったと、己の顔を引き攣らせつつ告げる者達や。




