第129話 やっぱり不思議な出来事が(3)
「そう言えば似ている……」
「似ているような気がする……」
「いや、絶対に似ていた」
「うちも似ていると思うよ」
「アーシも何度かお化けに追いかけられているけれど、確かに似ているよ。あの声は……。このクラスに出ていたお化けにさ……」と。
教室のあちらこちらから、ミチの声音に似ていると言い始める声が多々あがる。
だから僕は考える人になり、『う~ん、どうだろう?』と思案を始めると。
「──小山田……。小山田……。本当に大変なことがもう少しで起きるんだ……。俺も何が起きるとまではわからない……。しかし、俺が交通事故で死後する瞬間に見えたんだ! この学園に災いが起こる瞬間が! だから小山田! 俺はその事が木に生り! 未だに成仏できないでいる! だから小山田! お前がクラスの皆へと説明をして、北校舎の皆に今直ぐ逃げるようにと訴え! 誘導してくれ! 頼む俺の声や容姿がハッキリとわかる事が可能な友よ! 小山田!」と。
各教室に備え付けている校内スピーカーからミチの僕への熱く、賢明な訴えが聞こえてきた。
《バン!》
だから僕は自分の机を叩き勢いよく立ち上がり、教室内に居る先生やクラスメイトたち……。
僕を名指ししたミチの熱い思いを込めた校内放送を聞き、唖然、呆然としているみんなへと一喝して、自分の方へと注目させると。




