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虐められ子でボッチの僕の目の前に彼が現れた事で、僕の人生は180度変わる!  作者: かず斉入道


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第125話 あれから(2)

 生活指導の先生を筆頭に教頭先生やその他の学年主任の先生たち……。


 そして最後には校長先生も鍵がかかっていた放送室の中で悪戯をして隠れていると思われる生徒へと『先生たちは君を叱らないから隠れている場所から出てきなさい』と告げる。


 しかしだ! 僕も放送室の中の様子を知ってはいるけれど、机か椅子の下にぐらいしか隠れるスペースなどないほど、部屋の面積が大変に小さい部屋だから先生達も物静かで、男子生徒の姿が無い、見当たらない小さな空間を見渡すように見詰めながら、みなさんは仲良く『?』と思い。


『……可笑しいな?』とも思いながら、先生たちは仲良く首を傾げると。


「……誰もいませんね?」と。


 誰ともなく先生達の中からこんな声が漏れれば。


「……そうですね……」

「可笑しいですね……」

「はい、確かに可笑しいですね……」

「……確かに、男子生徒の声がしたはずなのに、鍵が掛っていた放送室には誰も居ませんでしたね……」

「ええ、そうですね……」

「……ここまで来る道のりも只今授業中途言う事もあり、私たちとすれ違う生徒すらいませんでした! ──それに放送室飛び出て逃げる生徒もいませんでしたから……」


 校長先生や教頭先生、生活指導の先生……。


 まあ、その他の学年主任の先生たちも狐や狸、鼬にでも化かされたような顔をしつつ言葉を漏らせば。


「あれ、あっ、ははは。気のせいだったのかな?」


 校長先生がこの場にいる先生たちや学園の生徒たちがみんな仲良く不思議な放送を聞いて驚愕しているのにさ。この事故なのか? 誰かの悪戯なのか? それとも一時的に北校舎……。


 特に一年生の間で流行りをみせた《《お化け》》なのでは? と、誰一人口にすることなく、この摩訶不思議な出来事を笑い誤魔化し、なかったことにしようと試みる。



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