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虐められ子でボッチの僕の目の前に彼が現れた事で、僕の人生は180度変わる!  作者: かず斉入道


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第110話 ミチは今は朝が忙しいようですよ? (21)

 まあ、そんな佐々木さんだから、ミチに愛する彼からのラブレターの内容や接吻までしたことを指摘されて狼狽の最中……。彼女にはこの場が混沌した世界に見えるぐらい、今は呆然としながら四つん這いの状態で廊下の床を涙を流しながら見詰め、身動き一つしなくなった。


 だからミチもお化けだけれど、ちゃんと情と言う物を持ち合わせているから。


「……さ、佐々木?」


 とアイツも優しく声をかけたみたいだ。


 そして「佐々木、驚かして御免な?」と。


 ミチは佐々木さんへと謝罪もしたみたいだ。


 しかし、それでも佐々木さんは先ほど狂乱をしたように騒ぎ、落ち着いてからはピクリとも動かない、反応も示さないから。


 ミチは再度佐々木さんへと声をかけてみようか? と決意をするから。


「お~い、佐々木?」、「お~い、俺の声が聞こえているか、佐々木~?」と声をかけ。


「佐々木、俺、お前が笹山からラブレターをもらったことは誰にも言わないし。笹山が変顔でニタリと気持ち悪く微笑みながらラブレターにキスをした事も絶対に誰にも言わない。内緒にするから……。そんなに気を落とすなよ、笹山……」と。


 やはりミチはまた一言多いことを笹山さんへと告げてしまう失態を犯してしまうから。


「うぎゃぁあああああああああっ!」、「ぎゃぁあああああああああっ!」


 笹山さんエヴァ○ゲリオンの初○機みたいに大きな声で吠え、叫び──! そのまま四つ這いの状態で駆け足で、ミチの前から逃げるように過ぎ去ったらしい。


 だからミチは、自分から異形で逃走を図る佐々木さんの恐ろしい背を見て──。お化けのミチの方が逆に佐々木さんのことが怖かったのだと。


 この日の午後にミチは僕へと嘆くように愚痴をもらしたから。佐々木さんはどうやらミチにうそをつかれ騙されたみたいだ。




 ◇◇◇





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