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第100話 ミチは今は朝が忙しいようですよ? (11)
ランもミチとの遭遇の経験者……。それもランの場合は山口さんとは違い、何度も経験をしたことのある人物……。
そう僕が気の強いランと口論になり喧嘩……。彼女は無視こそしないけれど大変に不機嫌極まりない様子へと変わるから。
僕はその都度『ミチえもん、助けて~! ランの機嫌が良くならないのだよ~!』、『──このままだと僕はランにフラレ、捨てられてしまう』、『──そうなるのは嫌だからミチえもん助けてよ~!』と。
僕はしくしくと悲しく、切なくなりながらミチえもんへと嘆願をしては、ミチのお化けをランへと当てて──!
『小山田~、お化けがでた~、ランは怖い。恐ろしい。小山田、お化けを追い払って、おねがいだから~』と。
ランがミチに恐れ慄いて抱きつき甘えてくるから、僕とランとは仲直り……。
その都度僕とランの仲が深いものへと変わっていったぐらい。ランはミチとの遭遇の体験者だから。
「……でも山口、蘭には小山田がついてくれているから大丈夫だ」と微笑みながら告げ。
「──それにランは何度も教室内でお化けの恐怖体験を何度もしたことがある。だから大丈夫だ、山口」とも、ランはエッヘン! と胸を張りながら彼女へと告げた。




