小春ちゃんへ・追伸
この手紙を書いている時は、まだ10月です。
私はちゃんとスピーチできたでしょうか?
できてるといいなぁ。
中学1年生の入学式の日、教室で初めて小春ちゃんを見た時、私は「この子とお友達になりたい!」と強く思いました。どのようにして仲良くなったかは全然思い出せないけれど、あの瞬間、不思議と心惹かれたことは、今でも覚えています。中学1年生の私は、憧れの小春ちゃんに、いずれ結婚式の友人スピーチをお願いされるだなんて、想像すらできないでしょう。
正直、最初に友人スピーチを打診された時「なんで私!?私が人前で話すの苦手って知ってるでしょ!」という気持ちはありました。でも、小春ちゃんの人生において、私が何かをしてあげられる機会なんてめったに無いし、指名されたからには絶対期待に応えたいと思いました。
また、今回のスピーチは、同級生のあの2人にも聞いてもらいました。小春ちゃんを「優しい」で片付けるのはちょっと違うよね?でも「ドライ」も違う気がする……。思い出話に花を咲かせながら、小春ちゃんの人柄や魅力が伝わる言葉をみんなで探しました。
話し合った中で、私が一番しっくり来たのは「飾らない優しさ」という表現。何気ない日常の中で、自然と人に優しくできる。そんな飾らない姿が本当に素敵だと思います。
これからの小春ちゃんの人生に、幸あれ!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
この話は私の実体験であり、思考の記録であり、そして大切な思い出です。
あまりにも実話すぎて、奇跡的に特定した方がいらっしゃるかもしれません。小春ちゃんには仮名で投稿する旨を伝え、スピーチや手紙の内容についても掲載許可を頂いていますので、ご安心を。
人生という旅に同行者を得た皆さま!
おめでとう!2人の行く道に、幸が多からんことを!
我が道を行く、人生ひとり旅の同志よ!
共に進もう!私たちは1人だけど独りじゃない!
最後に、結婚式の友人スピーチを任されたあなた!
あなたならできる!あなたにしかできない!
きっと素敵な思い出ができるから、頑張れ〜!!




