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戦人は騎士となる。  作者: ネコヤ又
3/9

魔界って思ったよりも明るいのですね

草原をしばらく走っていると、たまにサソリやら蛇やらに遭遇した。

無論そいつらは私の胃袋のなかだ。食えるものは焼くなり煮るなりして食え!by隊長

そうこうしていると洞窟を見つけた、ので休憩するために入ってみた。


入ったら入ったで入り口は消えており、気づけば正面が光っていた。

もうわけわからなくなってとりあえず走り抜けたら。なんか洋風の建物がずらーっと

ならんでる。なんていうか、ファンタジーならではのような風景が広がっていた。


洞窟付近には看板があって、その看板には見慣れない字で

”ws C a"と書かれていた。うん、読めるわけがない。と思だろう。

だが”ま か い”と読めてしまったのだ。


「まかい・・・魔界?」


だが自分は、よめてしまったことよりも。魔界に来てしまったことの驚きが

強かったのだろうか、頭を抱えて膝からくずれ思わずにこう叫んだ。


「魔界暗くねええええええええ!!!」


いや、そこか。イメージとしてはどんよりとした空気が漂ってそうだが、暗そうだが

そこは関係ないだろう。魔界に来てしまったことと、魔界の言葉がわかることに

気づけばかめ。さてここで冷静に戻った私。


「魔界かぁ・・・どうせこの姿だしなんとも思われないんだろうな。」


そりゃそうだ。仮に思われてもわけありだとわかってくれるはずだろう。

看板に運よく”X ш jk(王都)”と書かれているからそっち方向に進めばきっと

誰か話を聞いてくれる人が見つかるだろう。だけど、魔界だからどんなのが

いるかわからないし、武器は抜いておこう。


歩き出した時――――


―――「にゃあああああ!?」


土煙が視界右端から轟音とともに舞い上がった。そこを中心に青白いラインが視界へと

伸びてきて、気づけば己のもつ曲刀は銀の熱を発している。体は自然と戦闘態勢になっており

いかにも戦え、救えと本能的になっていることがわかる。こりゃもう自分の気が済まない

そう思い悲鳴の聞こえた方へ足をせかした。種族が種族だからか体力はとてもあり、

速さもあったために、すぐについた。到着したら視線は青くさえた。


やつの腕には白い文字が手かせのように空間を肉からあけて浮き上がっていた。

”Θjk3xklxqpG「」(コロドルフの犬)”冷たい青の世界に白く光る事態は確かに

そう書いてあった。やつの気配は獲物を確実に刈り取る、そう感じさせるものがある。


犬とかけ離れたようなおぞましいヒョウ柄の毛並み。あきらかがたいのよいそいつは

二足歩行であり、腕は太く長い。それで殴られれば骨はこなごなどころか

生きてられないレベルだと言えるだろう。拳をふるった勢いで地面はえぐれても

おかしくはない。ふと奴らの赤い目がぎらりと輝きこちらに向いた。殺気が感じられるその目

がこちらに向いた瞬間、足は動いていた。銀の曲刀は帯を引いてやつの脳めがけて

切っ先を構えている。


―――早く、剛腕を駆け抜け火花をちらし、咆哮を断ち切り、奴を断ち切る。


『グガァアアアアアアッ!!!』


脳にまっすぐ突き刺さった曲刀から手が離されたとたん。

悲痛の鳴き声をだして白目をむいた獣は倒れ、地響きを鳴らす。


「ふぅ・・・。」


そしてそのまま曲刀を抜き取り、血を薙ぎ払う。あたりの被害状況を見るために

ふるりと振り返った瞬間―――


―――「ありがとぉーーー!!」


抱きしめられた。

どうもネコヤ又です。いやはや・・・記念すべき第三話ですね。

ネタがおそろしいほどの速さでなくなってしまいました。

一日一本投稿ペースがみだれたのは、私が北海道生まれだからだ!!!

電気が使えず・・・投稿もできませんでした。


みんな!モバイルバッテリーとか買おうね!!


ではでは次のお話で

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