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恋に恋してなにが悪い!  作者: 八雲 なお
3/7

大人になったというわけですね。うんうん。

朝のホームルームが終わり10分休憩の時間。


教室は先ほどはまた別の喧騒に包まれていた。


「いやー、蒼葉と会うの4年ぶりやっけ?懐かしいなー。」


自然と似合う関西弁。これが方言萌えか。いや、同性に萌えはしないが。


「え?あ、う、うん。」


「もしかして緊張とかしてんの?なんかおもろいな」


「そりゃ、緊張するよ。」幼馴染が爽やかイケメンになってたら。


「えー、そうかな。昔の蒼葉やったら大げさなリアクションでびっくりして、つか、それを期待して今の今まで転校こと黙ってたのに。」


「あー、まぁ。4年で色々あったと言うか。」


「大人になったと言うわけですね。うんうん。」


「んー?」


爽やかイケメン転校生と話す冴えない卑屈生徒。なんだこれ。蒼葉も理解が追いつかない。


「まぁ、蒼葉が話してくれるだけで安心するわ。こっち来て友達作れるか心配やから手伝ってな。」


「その手伝いはちょっとできかねたり?」


「なんで?もしかして友達おらんかったり?」


「ま、まぁ。顔見知りは何人か?」


「何があったんや蒼葉。相談なら乗るけど。」


「いや、相談事ってほどでもないし。」


「そう?じゃ、まぁ、これから一緒に友達作っていこうぜ。」


転校生と始める友達作り(転校生に手伝ってもらいながら)ってなにそれ。

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