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落ちこぼれ営業マン異世界戦記 ~俺は最強騎士となり12歳のロリ女帝や脳筋女騎士や酒乱巨乳奴隷や食いしん坊幼女奴隷に懐かれながら乱世を生き抜くようです~  作者: 羽黒楓
第一部 第五章

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     ●登場人物紹介●

要望があったので、ざっくりとした登場人物紹介を。

抜けてるキャラがいたら教えて下さい。

●田中鋭史


 本編の主人公。

 二十三歳の男。

 八王子の安アパートに一人暮らしをして、生命保険会社で働いていた。

 外回りの仕事中、コンビニの駐車場で缶コーヒーを飲んでいたところ、不注意運転の自動車に()かれて死亡。

 ミーシアの持つマゼグロンクリスタルの力によって異世界で()(せい)、転移した。

 能力は攻撃的精神感応。

 ほぼ万能に使える能力で、具現化させた法力を敵にふれさせるだけで失神・死亡させることができる。

 ほかに敵の攻撃を防いだり、物理的な作用(例・地面に穴を掘る)なども可能。

 粘膜直接接触法を行っても副作用が起こらない体質。

 現在の官位は第五等準騎士。



●ヴェル・アルゼリオン・レイラ・イアリー


 十七歳の少女。

 帝国西方に領地を持つイアリー家の現当主。

 先代第一等大騎士、マイラ・アルゼリオン・ヴァル・イアリーの長女。

 官位は第三等騎士。

 金髪(へき)(がん)

 アルゼリオンは土地の領有を認められた騎士の称号。

 イアリー家のトレードマークである、赤い(よろい)をいつも着用している。

 能力は、雷の神であるプロテシイの加護のもと生まれ、火山の神であるプルカオスと契約し、雷と溶岩を具現化させた能力で闘う。

 戦闘能力は高く、帝国最強の騎士とまで呼ばれる。

 現皇帝であるミーシアとは、幼なじみで親友である。

 イアリー領は人口四十~五十万人。帝国全体の人口が八百万人であることを考えると、帝国随一の封建領主といえる。



●ミーシア・イシリラル・アクティアラ・ターセル


 十二歳の少女。

 ターセル帝国第十八代皇帝。

 イシリラルは初代皇帝の名前にして、皇族を表す称号。

 一年前、十一歳のとき、前皇帝である母と、皇太女であった姉を相次いで亡くし、皇帝位を継いだ。

 母と姉の死については暗殺説もあるが不明。

 能力は、帝位にあるものが代々引き継いできた二つのマゼグロン・クリスタルを用い、法力を蓄え、増幅し、放出させることができる。ただし、それには数人の宮廷法術士の協力が必要である。

 ドM。

 ヴェルとは幼い頃からの親友である。



●キッサ・スクランティア


 十七歳の少女。

 白髪で赤い瞳。

 ターセル帝国北西にある、獣の民の国、ハイラ族出身。

 帝国と獣の民との戦争においてヴェルと戦い、戦争捕虜になった。

 実家は裕福な農家と本人は言っている。

 処刑されそうになったところをエージのとりなしで命だけは救われた。

 法術によって拘束術式がかけられており、エージと三十メートルはなれるか、エージが死ぬと、キッサも死ぬ。

 読書が好きで、この世界の仕組みについてさまざまな知識をもっており、この世界についての情報をもっていないエージに助言を与える。

 ハイラ族の風習として、魔石を体内にたくわえており、その力で魔獣を意のままにあやつる能力を持つ。

 ほかに、遠視・暗視・透視の能力をもっており、エージたちにとって重要な索敵要員をつとめている。



●シュシュ・スクランティア


 九歳の少女。

 キッサの妹。

 銀髪で赤い瞳。

 食いしん坊で無邪気な子供である。

 キッサと同じく拘束術式をかけられている。

 キッサにとって最も愛する人であり、なにかにつけてキッサに心配されている。


●エリン・ルミシリール・ミカ・カーリアイン


 二十九歳の女性。

 第一等宰相。

 ルミシリールは自治権を持つ荘園の所有が認められた上級貴族の称号である。ルミシリールの称号は皇族に連なる者か、譜代の家臣にのみ許される。

 カーリアイン家は帝国内でも権勢を誇る貴族家であり、ミーシアの政治的な後ろ盾でもある。

 ヘンナマリの反乱によって捕らえられ、拷問の末に殺されたという情報がある。


●ヘンナマリ・アルゼリオン・オリヴィア・アウッティ


 第三等騎士。

 青い髪の色で、いつもエメラルドグリーンの(かっ)(ちゅう)をみにつけている。

 年齢は二十代半ばの女性。

 彼女もまた、ヴェルと同じく封建領主であり、領内に三十万人を超える領民を抱えている。

 ヴェルが西の雄ならば、東の雄ともいえる。

 リューシアと語らって、魔王軍を帝国内に引き入れ、ミーシアに対して反乱を起こす。



●リューシア・テシラルガン・ ユーソラ・カンナス


 第三等将士。

 第二軍の将軍。

 二十二歳の女性。

 テシラルガンは領地・(しょう)(えん)を持たない貴族の称号である。

 もともとは庶民の出だったが、難関といわれる士官学校に成績優秀で入学し、以後実戦において数々の武勲をあげてスピード出世した。

 その一方、自宅には自分が殺した人間の死体を保管するなど、サイコパスな面もあり、犯罪的なサディストである。

 ヴェルとの戦いを求めてヘンナマリの反乱に協力した。

 エージとの戦いにおいて破れ、死亡。

 

 

()(とぎ)三十五番


 推定十六歳の奴隷。

 Iカップの胸の持ち主である。

 髪と瞳の色はブラウン。

 ショートボブの髪型。

 幼いころから奴隷として育てられ、リューシアに買われた。

 以後、エージに救出されるまで、法力補充用兼夜伽用の奴隷としてリューシアに仕えてきた。

 現在はエージの奴隷となっている。

 夜伽三十五番という名前はリューシアに名づけられたものである。

 本当は本人はまったく気に入ってないらしいが、それを口に出したことはない。



●ヘルッタ


 ヴェルが帝都近くに所有していた秘密の隠れ家、セーフハウスの管理人。


●プネル

 

 山賊の首領。

 ガルド族。

 騎士の家系の出身だったが、没落して山賊行為で生きながらえてきた。

 エージとの戦いで敗れ、騎士の称号アルゼリオンを報奨にすることを条件に、以後エージたち一行に協力する。



●パミーヤ


 山賊の副首領。ハイラ族。血はつながっていないが、プネルの血縁である。

法術障壁の能力を持っている。


●人質の娘

 首領の聖石母(父親と解するのがわかりやすい)と副首領の実母がダブル不倫の末に産まれた娘。

 エージがプネルとパミーヤの臣従を認める代わりに、人質として身柄を拘束した。

 現在は解放されている。



●ラータ・テシラルガン・マディリエネ・レンクヴィスト

 

 第二等将士。

 帝国第三軍将軍。

 二十七歳の女性。

 青い髪の長いツインテールにしている。

 士官学校卒業後、士官となり、さまざまな軍功をあげたことにより、将軍となった。

 先帝であるミーシアの母に()(わい)がられていたため、先帝とその娘ミーシアに対しては(あつ)い忠誠心をもっている。

 巨乳好き、ヘビ料理好き。



●エステル・アルゼリオン・レイラ・イアリー


 ヴェルの実の妹。

 十五歳。

 第四等騎士。

 顔はヴェルそっくりだが、胸はヴェルより小さい。

 陪臣だが皇帝拝謁権を持つ。

 ヴェルが帝都にいるあいだは、彼女が領内の責任者である。



●リンダ・アルゼリオン・グニー・アドルフソン

 

 ミーシア捕縛のため派遣されたヘンナマリ派の騎士。

 エージとの戦いに敗れ、気絶した上にエージにキスされて法力を吸い取られた。



●ジュリー・アルゼリオン・ケイビー・ギャルビン

●カロル・アルゼリオン・ミルテ・ヘイジ

●トゥオミ・アルゼリオン・ヴオッコ・イソリンネ


 ミーシア捕縛のため派遣されたヘンナマリ派の騎士。



●緑髪の女

 

 ミーシア捕縛のために派遣された、暗黒部隊(暗殺部隊)の一員。

 自らの姿を消す能力を持つ。

 エージによって殺害され、耳を取られた。



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