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028⚫️影の軍団 & 029⚫️海をこえる影

028⚫️影の軍団


なに!巨竜の使役の仕方、だと?!

どうすればいいのだ!

ここではわからんだと?!

ええい、探れ!

どこへでも’影の軍団’を送れ!

繋を怠るな!


ラグナはほくそ笑んだ。

これだ。巨竜を無効化するのだ。

ふん、予が新しい飼い主となってやる。



029⚫️海をこえる影


’お頭、ここで間違いありません。’

黒装束の男が、息を殺すように囁いた。

’よし・・・地下迷宮か。灯りは最小限だ。行け。’

苔むした石扉が、重く軋んで開く。

頭と呼ばれた男はその場に残り、三人の手下が闇へと消えていった。

・・・そして、誰ひとり戻らなかった。

頭は、静かに息を吸う。

何かがいる。

ここは、ただの遺跡ではない。

彼は故国へ向けて配下の’影’を放つ。

同時に、増援の要請も添えて。

’竜を使う秘密を解き明かすには、装備と人数が必要だ。’

彼の’声’を携えた影は、音もなく海を越えていった。



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