第4話:ちえの吸収力、発動!
(ピアノとエレクトーンの音が絡み合う、少しアカデミックで神秘的なBGM)
ナレーション(神様A):
「ちえちゃん、自分だけの『詩的絶対音感』を見つけたね!」
ナレーション(神様B):
「いずみちゃんの『完成』と、ちえちゃんの『進化』。二人の道が交差するぞ!」
第3話でいずみとの対話を終えたちえは、新たな目標に向かって燃えていた。自分の音感を磨くためには、もっとたくさんの知識が必要だと気づいたのだ。
ちえは「収束の神」としての能力を使い、神々の世界にある図書館や知識の渦へと飛び込んだ。彼女は、手当たり次第に音楽に関するあらゆる情報を吸収し始めた。
ナレーション(神様A):
「うわあ!ちえちゃん、すごい勢いで本を読んでる!」
ナレーション(神様B):
「それだけじゃないぞ!過去の神々の音楽会の記録とか、いろんなデータも全部集めてる!」
ちえは、ただ読むだけではない。吸収した知識を、自分の内なる世界で分類し、整理していく。
ちえ:
「このメロディーは、悲しい時に使われることが多いんだな…」
「この時代の神様たちは、こういうリズムが好きだったんだ…」
彼女が特に注目したのは、音楽理論と、それが人々の感情にどう結びついているかだった。音符一つ一つにはルールがあり、響きには法則がある。そして、その法則は、聴く者の心を揺さぶる歴史と深く結びついていた。
ナレーション(神様A):
「音符のルールと、みんなの気持ちの歴史を結びつけてる!すごい!」
ナレーション(神様B):
「コアな話をするなら、これが『詩的文脈知』ってやつだね!音に物語を見つける知恵さ!」
(※画面隅に「コア専用特記:詩的文脈知」の小さなアイコン表示)
ちえは、吸収した知識をELB-02で試してみる。
『ポロロン』
弾き慣れたはずの音が、さっきまでとは違って聞こえる。音そのものに、意味が乗っているのだ。
ちえ:
「すごい…!この音は『希望』、この音は『懐かしさ』だ!」
ちえは、知識を得ることで、音が持つ感情を自在に操れるようになっていった。彼女の演奏は、聴く者の想像力を刺激し、頭の中に鮮明な風景や物語を描かせる力を持つようになった。
その変化は、いずみにも伝わった。
いずみは、自分の部屋で完璧な音を奏でながら、ちえの方角を見つめた。
いずみ:
「ちえ…あなたは、私とは違う方法で、音の深淵に触れようとしているのね」
いずみのピアノ(CFX)(荘厳な声、ナレーションで代弁):
「彼女の音は、もはや単なる音階の羅列ではありません。物語を内包しています。いずみ様、我々も研鑽を続けねばなりません。」
二人の女神は、それぞれの場所で、さらなる高みを目指し始めていた。
ナレーション(神様A):
「ちえちゃん、知識を力に変えてるぞ!」
ナレーション(神様B):
「次は、どんな成長を見せてくれるかな?相棒のゼロツーも、進化の準備を始めてるみたいだ!」
ちえの部屋から聞こえる音楽は、知識という新たな翼を得て、神々の世界に広く響き渡っていった。
(アカデミックな雰囲気を残しつつ、次の展開への期待を高めるBGMでフェードアウト)




