第10話:Conductorの夢、ふたりの誓い
(陽気なテーマ曲のジングル)
ナレーション(神様A):
「いずみちゃんとちえちゃん、すごい演奏だったね!宇宙の始まりと終わりが一つになったみたい!」
ナレーション(神様B):
「ちえちゃんの楽器も『ELS-02X』に最終進化して、最高のパートナーになったぞ!」
ナレーション(神様A):
「二人の対戦は終わったけど、これからはどうなるのかな?新しい夢が見つかるかも!?」
ナレーション(神様B):
「希望に満ちた第10話、はじまり、はじまり〜!」
(穏やかで、未来への希望を感じさせるBGM)
神々の大音楽堂での演奏の後、いずみとちえは、静かな丘の上に座っていた。眼下には、神々の世界が広がっている。
いずみ:
「ちえ。あなたの『詩的絶対音感』、本当に美しかったわ。私の『絶対音感』だけでは、あの深みにはたどり着けなかった」
ちえ:
「いずみちゃん。いずみちゃんの完璧な始まりの音があったから、私もここまで来られたの。ありがとう」
二人の間には、もはやライバルとしての壁はない。あるのは、互いへの深い尊敬と、音楽への共通の情熱だけだ。
ナレーション(神様A):
「いい雰囲気だね!友情って素晴らしい!」
ナレーション(神様B):
「でも、これから二人は何を目指すんだろう?もう音楽会で競う必要もないし…」
ちえは、空を見上げながら、これからの夢を語り始めた。
ちえ:
「いずみちゃん。私ね、思ったんだ。私たち二人の音楽が合わさった時、世界で一番美しいハーモニーが生まれたでしょ?」
いずみ:
「ええ、そうね」
ちえ:
「だから、私たち二人で、もっと大きな音楽を奏でたいの。神々の世界だけじゃなくて、もっともっと広い世界に、私たちの音楽を届けたい!」
ナレーション(神様A):
「壮大な夢だ!世界のコンダクター(指揮者)になるってことかな!?」
ナレーション(神様B):
「『Conductor(導き手)』だね!音楽で世界を導くなんて、神様らしい夢だ!」
いずみは、ちえのまっすぐな瞳を見つめた。完璧な始まりを求める彼女にとって、未知なる世界への旅立ちは、少しだけ勇気がいることだった。しかし、ちえとなら、その旅もきっと素晴らしいものになると思えた。
いずみ:
「…いいわ、ちえ。あなたの夢、私も乗った。二人でなら、どんな世界でも最高の音楽を奏でられる気がする」
二人は、手を取り合った。その瞬間、二人の周りに、虹色の光が渦を巻き始めた。いずみのピアノ『CFX』と、ちえのエレクトーン『ELS-02X』も、その光に包まれる。
CFX(荘厳な声):
「いずみ様、ちえ様。我々も喜んでお供いたします。新たな次元へと、参りましょう。」
ELS-02X(力強く、優しい声):
「どこまでも一緒だよ、ちえ、いずみちゃん!私たちの音楽は、無限大だ!」
光が収束し、丘の上には、手をつなぎ微笑み合う二人の女神の姿だけが残った。(※これが「壁紙」のシーンとなる)
ナレーション(神様A):
「壁紙になるくらい、素敵な二人だね!」
ナレーション(神様B):
「これが、二人の誓いの形だ!世界のConductorを目指して、二人は旅立つんだ!」
この壁紙に描かれた二人の姿は、神々の世界に永遠に残ることとなった。それは、始まりと終わりが手を取り合い、新たな未来を創造するという、希望の象徴だった。
ナレーション(神様A):
「二人の冒険は、まだまだ続くぞ!」
ナレーション(神様B):
「次回、神々の音楽会、最終章!二人の旅立ちの演奏だ!」
(希望に満ちた、壮大なテーマ曲が流れ、フェードアウト)




