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ヴィクトリア様 悪役令嬢

作者: 橋本まりか

ヴィクトリア様を中心にした ギャグです ボケ 天然 タカビー な お嬢様です 超美人 ナイスボディの設定です 短編で ときたま また 書きます

「ヴィクトリア嬢との 婚約を破棄する」

高らかに 宣言されたのは 私の 婚約者 フランツ王太子様で ごさいます。

アカデミーでの ダンスパーティーで 一際高い場所から 突然の破棄宣言 腰にてを当てて 仁王立ちになり その 後ろには リリアーナ男爵令嬢が 怪我をされているのか 右手に松葉杖 左手にフランツ王太子にしがみつきながら 立って 蔑みの目で 私を 睨んでおりました。


「ヴィクトリア 貴方は 私の 愛しいリリアーナを いじめぬき 殺人未遂罪で 婚約破棄と国外追放を いいわたす」


「私には 身に覚えが ございません。」

「詳細を 説明願いますわ」


「先ず そなた リリアーナの本を 池に 投げ捨てたな 証言者が おるぞ」

「私 スプーンより 重いものは 持ったことが ございません ですから 本を 投げ捨てる事など 出来ませんわ」


「次に ドレスに ワインを

投げつけて ドレスを 台無しにしたそうだな」

「私達は 未成年です ワインが 出でくることは ありません ので 投げつける事は できません」


「階段で 突き落としたそうだな この怪我が 証拠だ」

「私 階段では いつも フランツ殿下が エスコートしてくださいますので 突き落とす事など 出来ません」


「友達に やらせたんだろう」

「フランツ様が いつも 私に べったり くっついて いますから 友達が いませんわ」


「………」

「他には? 何か ございまして」

「証言者は 何方 ですか?」

「リリアーナ本人による 証言だ 間違うはずがない」


「証言は すべて 覆りました」


「では 私を振る 本当の理由を お教えください」


「この間 廊下で リリアーナと ぶつかったんだ その時 口と口が ぶつかって」

「マウス ツゥー マウスだぞ」

「キスを したんだ」


「まぁ! それは大変でございます」

「赤ちゃんが 出来てしまいます」

「そうなんだ 赤ちゃんが 出来たんだ」

「では キスは 一度きりに 2回しては いけませんよ」

「何故」

「双子に なってしまいますわ」

「じゃ 3回したら」

「三つ子ですわ」

「大変だ どれが 私の子が わからないでは ないか」


「仕方ありません 赤ちゃんの為に 身を引きますわ」

「リリアーナ様と お幸せに なって下さいませ」

「私は この婚約破棄を 受け入れます。」 

「晴れて 自由の 身に なります。」

「ヴィクトリア 分かってくれて ありがとう」

「フランツ様 今まで ありがとうございました。では 失礼いたします」


「お待ち下さいませ ヴィクトリア様」

「あら 何でしょう アラン侯爵令息様」

「ヴィクトリア様が 晴れて 婚約を解消された事 心より お喜び申し上げます」

「どうか この 私と 結婚して下さい。」

アランは 片膝を付き 片手を胸に当て 告白をした。

「ちょっと待った」

「深紅の薔薇をも 薄れさせてしまう 美しさの ヴィクトリア様 どうか 私と 結婚 してください。」

「まあ キール侯爵令息様まで」

「お待ち下さい」

「私は 伯爵の身分ですが 是非 お友達から お願いします。」

「私も」

「私も」

次々と 手が上がり その場にいた 全男子が 片膝を付いた

「皆様 ありがとうございます。」

「せっかくの お申しでですもの 有り難く お友達から お願いします。」

ヴィクトリア様は 両手に エスコートされ にこやかに 歩き出された


「ちょっと待ってくれ」

「本当に 行っちゃうの」

フランツ王太子が 涙を浮かべながら言葉をかけた


「何を 言ってらっしゃるの

貴方様は 10ヶ月後には パパに成るのですよ」

「左様でございます パパに なる方は ヴィクトリア様に 話しかけないで 頂きたいです」男子一同

「そうか 10ヶ月後には 赤ちゃんが 出てくるのか」

リリアーナが

「10ヶ月後に 赤ちゃんが出て来なかったら?」

「ちょっと位 遅れるかも」

「そうしたら 王室詐欺罪で 死刑だな」

「だって もう お腹にいるのだから 出てくるだろう」

「あのう 私の勘違いです

キスだけでは 赤ちゃんは 出来ません」

「え お腹に 居ないのか 気分が悪いと 言っていたではないか」

「胃腸の具合が 悪かっただけです」

「しかし ヴィクトリアに落とされて 痛めた 足も あるではないか」

「もう 治りました ほらね

ジャンブも 出来ます」

「元気だね」

「これは 王室詐欺罪に当たるね」

「ヴィクトリア リリアーナを 王室詐欺罪で 公開処刑に するから 私を許して 戻ってきておくれ」

「嫌ですわ」

「私の為に 死刑のイベントなんか 開かないで下さいませ」

「目立つ事は 嫌でございます。」

「わかった では 影に命じて 一族抹殺 でどう これなら 静かで いいだろう」

「そうですね 私の目に 見えないなら よろしいかと」


「ヴィクトリア 一曲 踊って 頂けますか」

「まあ お優しい フランツ様 でわ 一曲」


お楽しみ 頂けたでしょうか

また 短編を 書きたいと 思ってます 

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[良い点] ちょっと読むにはとてもいいです
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