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びっくりするほどつまんない話

作者:

ある夏の日の事だった。私はドキドキで胸がいっぱいだった。私はこの想いを、伝え……たかったのだが…。どうして…?どうしてこんなことに…。なにがいけなかったのか。もうわからない。私はその場から走り出した。

話は数時間前に遡る。私はいつものように一人でその場から離れようとしていた。

しかし、今日はいつもと様子がおかしかった。勘の鋭い私は、すぐライトをつけて振り返った。

そこには、髪の長い男性がいたのだ。私は思わず叫んだ。そこから逃げようとした時、後ろにいた彼が急に腕つかんできた。待ってくれ。彼は言った。どうして、と私が聞くと、待ってくれ。とまた言った。

怖くなった私は、叫びながら彼の腕を振り払い猛ダッシュで駆け抜けて行った。無我夢中で走っていると

既に着いており、彼もいなくなっていた。

助かった…。そう思った私はすかさず。家に入り、風呂へ向かった。しかし、そこには先程の男性がいた。

どうやら私は逃げ切れず、彼に連れてこられたのだろう。パニックになった私は思わず近くにあったドライヤーで殴りかかった。彼は驚いた様子で逃げ出した。必死に逃げてった彼を捕まえ、抑えつけた。どうしてこんなことをしたのか。彼は、悪いのは君だ。君は勘違いしている。そう答えた。わけがわからない。考えるのやめようとしたその時だった。私はあることをおもいだす。彼は短い髪型だ。つまり、私が見た長い髪型って…?

思い出したか。彼は言う。

あなたは私の髪型について疑問なのだろう。私はカツラなど持っていない。すなわち髪の長い男性は私ではないのだ。つまり…

その後私は彼を刺した。私はまだ現実を見たくなかった。私はその現実から逃げ出した。

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