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普通男の異常な日常  作者: 極楽鼠
8/9

round2 1年1組担任 池崎浩輔


キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン


「起立、気をつけ、礼!」

「ありがとうございました」


やっと集中し始める3時間目の授業が終わり

4時間目の授業が、理科なのだが実験室という場所で行うという。運悪く俺が1番教室から出るのが遅かった。 クラスのルールで教室から1番最後に出た人が教室の鍵を閉めるという。ルールに従い教室の鍵を閉め、実験室へと向かった。


休み時間にちょっとだけ見ていた新型携帯「IVANN5」を手に持っていたが自分のポケットへと入れようとした

その時、


「ちょっと、そこの君待ちなさい!」


大声で遠くからそう聞こえた気がした。だが、若干急いでいたため無視してIVANN5をポケットにしまい

実験室へと向かった。すると、後ろの方から誰かが走ってくるのがわかった。何かしらの恐怖を感じ

俺も何故か走り出してしまった。でもものの数秒で腕をつかまれた。


「君、この学校の校則わかるよね?」


こいつは、1年1組の担任 池崎浩輔(いけざきこうすけ)だった。スポー抜群、筋肉ムキムキ。熱血教師で有名な男教師だ。いつも、ピチピチなTシャツを着て女子受けもいい。「女子受けのいいやつに俺好かれてんのか?」そんなお前が何の用だ。


「いや、わかりますけど。俺そんな校則に違反することしましたか?」


「してたよ。君は自分が犯した罪がわからないのかね?」

なんだその口調は「かね?」ってなんだよ「かね?」ってしかも、なにもやってねぇ


「えっ?なにかしましたかね?」


ちょっと池崎先生のマネをしながら先生に問いかけた。


「校則第5条 携帯電話所持の際、歩きスマホの禁止、歩きながらの携帯の使用を禁止する

この校則に違反してるんだよ!」


は!?意味がわからん。ただ、携帯を持ってポケットに入れようとしただけなのに


「先生違うんです、教室で使ってて間違えてそのまま持ったまま廊下に出てて来てしまって、

その携帯をポケットに入れようとしただけなんです」


「いや、ありえない。お前は確実に携帯を見ていた。俺は絶対に見ていた」


おいおいおい!なんだその勘違いは!どんなタイミングで見たら俺が、携帯を見てたっていうんだよ


「いやいや(笑)先生ホントに見てませんから。もう少しで授業が始まりますし信じてください」


「いや、先生は見た。君は絶対携帯を見ていた。先生は信じない」


は?ふざけんな。マジで見てないってんじゃん、もうチャイムも鳴ってるし階段で

二人でずっと喋ってんの?さっさと行かせろよ。テメェは授業がねぇのかよ


「俺は、ホントに見てません。だって、今現在俺の携帯のバッテリーは0%だし俺以外にも生徒はいたから

そいつらに聞いたらいいと思う。絶対全員おれが見てないっていいますから」


この瞬間、池崎はなんか変な汗がいっぱい出てきていた。完全に俺の方が有利な状況にいた。だが、今の状況に気づいていなかった。 池崎もそのことに気づいたようだ。


「でも、今チャイムも鳴り授業がスタートしている。だから、この状況で証拠にはならない。だから、まだ君の校則違反の罪は癒えていない」


超悔しいぃぃぃぃ!なんだよその言い方は、


「先生信じてくださいよぉぉ」


作戦2 泣き崩れる

俺の演技力は大根かもしれないが俺は涙を流すことはできる。

それを信じてくれる確率は90%はある、アホそうな、この熱血教師には演技が大根でも

気づかないだろう

「おいおい、そんな糞演技目を見りゃわかるんだよ」


くっそぉぉぉ見破られたぁぁぁでもよう、目を見てウソかどうかを知るの無理じゃね?

絶対こいつは、カンであてに言ってるなこれは、


「よぉぉし分かった、俺は君が校則に違反したというまで殴り続ける!」


おいおいおいおい!マジで言ってんのかこいつはどんだけ熱血的なんだよ

でもさぁ、これでもし認めちゃったら俺の負けだな...。 よし、ここは我慢しよう!

一発、二発、三発。力は衰えることなく四発、五発、六発と殴り続けた。

もう、頬は腫れあげてる気がして、歯も取れそうな勢いがあった。


「こんなにやっても、自白しねぇのか。まだまだ行くぞ!」


その瞬間4時間目の授業のチャイムが鳴った。 俺はとりあえず、さっき俺のまわりを歩いていた

奴に徹底的に話を聞くことにして、浩輔と一緒に聞きに行った。

若干、浩輔が圧をつかったが、80%の奴が見ていないと言ってくれた。


「これで、無罪っていうことが証明できたでしょ?」

「あぁ、そうだな...」


といって、浩輔は階段を下りてった。すると、俺は何故か一瞬にして暗闇へと変わった



気が付くと俺はどこかで寝ていた。周りはカーテンがかかっている

多分ココは保健室だと思う。起きると周りがざわざわしていたのが分かる。とりあえず起き上がりカーテンを開けると、大園ゆかりとその他多数の女子がいた。ん?これはモテキか?


「高橋くん・・・。死ね!」


そう大園ちゃんが言って、周りの女子は大爆笑・・・。


「テメェなんて気持ち悪りぃんだよ!」


「あははははははははは」


なんだか、涙が出てきたその瞬間再びベットの上だった。


「夢か・・・」


でも、状況はさっきと一緒だった。しかも周りがざわざわしてるのも変わらない、まさかの正夢かもしれない。そう思った瞬間怖くなりベッドから出れなくなってしまった。やべぇえよこれは、ずっと耳にはざわざわしているのがわかる。 俺は意を決してカーテンを開けた。すると、大園がいた。あ、もうこれは夢と同じことが起きるなっと思っただが、大園がこっちへ向かい


抱きついてきた。びっくりして何もすることができなかった。


のちのち、話を聞くと俺が倒れた後俺は大園によって助けられ保健室へと運ばれた。周りの奴が俺が浩輔

とずっと一緒にいたことを証言によって、浩輔は校長室呼ばれ校長が警察に連絡この学校で2度目の

逮捕となった。浩輔自身によると


「俺はバカなことをしてしまった あいつにはほんとに悪いことをした。謝りたい気持ちでいっぱいです。

もしこれから」


と言っていた。しかも、パトカーに乗るとき・・・。


「校長あんなのウソだよぉぉぉぉ!アハハハハ後、1年の大園俺はお前を愛しているアハハハハ」


と言ったらしい。だから、なぜか抱きついたらしい...。

意味わかんねぇよおい!


俺、実質2回目の被害なんですけど、ふざけんなよ!しかも1回目よりも狂った狂人じゃねぇか!





そして、案の定俺を敬うやつなどいなかった....。



敬えやぁぁぁぁぁぁ!!!






ちょっと、投稿が遅れましたすみません<m(__)m>

自分自身では、書いてみたいことを書いてるだけなんで。

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