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神様の悩み
あのねちゃん、ひとりの神様が悩んでいる事があります。
もしも天国に海を持ち運んだらどうなるのか。
全ての生命が海から誕生したのなら、天国に海をつくったのなら、食べ物に困る事はなく、現世と同じように生活できるのに。
でもね、そうすると魂の氾濫が起こるでしょう。
天国で抱えきれなくなった魂の行き場はどこになる?もっともっと食糧難になるのではないか。
この答えを出せずにいます。
あなたならどう考えますか?
だから、この神様は、種子を天国に持ち込むことにしました。でもね、ひとつ種子では増やせないものがあります。
それはね、お塩です。
偉大なる海が蓄えている塩だけは種子で増やせないんです。
ねぇ、あのねちゃん。
きっと天国は、現世ができてから作られた世界だと思いませんか?だって、人間の体にもお塩はあるんだもん。
塩分が足りなければ、人間は熱中症になって倒れてしまいます。汗にも涙にも塩分は含まれるの。
どうしてなんでしょう。
海に「あのね」があったなら、きっとまだ亡くなったことがない方なんでしょうね。その方も神様なのかな。
日本では、お葬式にお塩をまく風習があるよね。
それは昔々の神々が「あのね」に教えて諭したからではないのかな。そんな風習も廃れつつあるけどね。
さて、天国の今後はどうなるか。
あなたの種子とお塩を大切に。




