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第百十話 左手の契約魔法

 リリアとアリアの二人が無事だった今、目下の問題は別に移った。

 ルドーがそちらを振り向けば、フランゲルのキス騒動に特段反応のなかったクロノは、同じように騒動を見た後クロノをじっと見つめているカイムに気付いてそちらに少し動揺していた。


「えっ、何?」


「……なんでもねぇよ」


 クロノをじっと見つめていたカイムは、気付かれた瞬間少し赤くなって顔を背けた。

 この様子からカイムはもう先程のショックは大丈夫そうだと判断したルドーは、本命に取り掛かるために小さく深呼吸した後クロノに向き直る。


「クロノ、お前リリとアリアが何に襲われたのかわかってたんだな、だから対処法も分かってた。なんにもわからずに攻撃ぶつけて悪かったよ。助けてくれたことにも礼を言う、ありがとうな」


「あっそ」


「そんで襲った奴は誰なんだ? なんで襲った奴が誰か見てもなかったのに知ってたんだ?」


「……」


『答える気はねぇと』


 ルドーの想定通り、クロノはやはり詳しい部分を話す気は全くないようだった。

 本題を話し始めたルドーに対して、クロノは肘をついたままそっぽを向いて無言を貫き始める。


 だが今回ばかりはこのままでいるわけにはいかない。


 リリアが襲われた当事者として、ルドーには知る権利があるはずだ。

 幸いクロノは先程の自己再生のせいか、かなり消耗しているようで逃走するだけの力が今はないように見える。

 話を聞きだすなら抵抗出来ない今が絶好のチャンスだ。


「自然物じゃないといったな、それに先程語った様相の男、お前はどこで知った」


「……」


「答えろ! リンソウの時もそうだ、俺とネルテ先生から魔力を奪ったあの女! ルドーから聞いたぞ、お前は知っていたと! 何を知っている! 何を黙っている!?」


 一旦リリアとアリアが落ち着いたからと、エリンジも今度こそルドーと一緒になってクロノを問い質し始めた。

 エリンジもリンソウで襲われた当事者、魔力を取り戻すためにもなにがなんでも襲撃犯の情報を聞き出そうとしている。


 リリアとフランゲルとアリアも、心配そうな表情こそしながらも、ここまで事態が大きくなったためルドー達を止めようとはしなかった。


 クロノは先程まで平気で答えていたはずなのに沈黙を続けたまま、拒絶するかのように横を向き続ける。

 そのクロノの反応に激昂するかのようにエリンジは叫ぶが、クロノからは何の反応もない。


「リンソウのあの女は誰だ、どこにいる! 魔力を奪ったカラクリはなんだ、どうすれば俺の魔力は戻る!」


「リリを襲ったやつは何だよ? 目的はなんなんだ、また襲われる可能性はあるのか?」


「……」


 ルドー達が問い質すが、クロノから返ってくるのは沈黙ばかり。

 その様子を見ていたカイムがしゃがんだまま小さく溜息を吐いて軽蔑するかのようにクロノを睨み付けた。


「ほらな、やっぱりしゃべらねぇよ。結局そんなに信用ならねぇってか」


「信用とかの話じゃないんだよカイム……」


 吐き捨てる様に言ったカイムの言葉に、クロノは項垂れるようにようやっと呟いた。

 その言葉から、ルドー達を信用していないから話していないという訳ではないらしい。


 なら話さない理由はなんだ。


 ルドー達が問い詰めてもクロノは答えなかったが、カイムの言葉には返し始めたので、ルドーは頼るようにカイムを見つめる。

 カイムはクロノの方を見たまま、ルドーの視線には気付いていなかった。


「ケッ、なに言おうが結局てめぇは誰も信用できねぇだけだろうが。そうやって俺やライアみたいに、結局全部捨てて逃げんだろ。あの後ライアがどんだけ泣いたと思ってんだよ」


「そういう話じゃない、そういう問題じゃない……」


「そういう話だろうが! 結局てめぇはあの親切なてめぇの兄貴にするみてぇに何もかも見捨てて逃げるんだろうが!」


「人の気も知らないで! 女神深教の連中相手にまともな対処方法なんかないのに!」


「女神深教?」


 責めるように大声をあげ続けたカイムに、反論するように叫んだクロノから聞き慣れない言葉が出てきて、ルドーはつい目をパチパチと瞬かせながら聞き返した。

 バチンと聖剣(レギア)から雷が飛ぶ。


 クロノはルドーの言葉にハッとしたように、明らかに口を滑らせたような反応でゆっくりこちらを向く。

 いつも通りその帽子のせいで表情が見えず何を考えているかわからないが、リンソウで怯えていたように、また身体が震えはじめていた。


 ルドーが聞き返した単語についてエリンジや、傍にいるリリア、フランゲルやアリアにも顔を向けるが、誰も何も知らない様に首を振って黙り込んだまま。

 ルドーはエリンジと顔を見合わせて頷き、さらにクロノを追求する。


「女神深教、なんだそれは。女神教の一部なのか? それともまた違う組織なのか?」


「そいつらがエリンジやネルテ先生から魔力を奪ったり、リリやアリアを襲ったのか?」


「それは……」


「クロノさん……」


「いい加減知っている事は全て話したまえ! アリアまで襲われて今回は被害が大きすぎるぞ!」


「あんなの知ってたらもっと早く言ってよ! もう逃げるんじゃないわよ!」


 明らかに怯えるように瓦礫に座ったまま震えはじめたクロノに、リリアは怯えるクロノを心配するように、フランゲルとアリアも何故被害にあったのかと糾弾するようにルドー達に続いて声を上げる。


「……おい、もう喋ったんならゲロれよ、まだ信用ならねぇのか」


 ぶっきらぼうに、だが震えはじめたクロノにいい加減諦めるようにと告げたカイムの言葉。

 クロノはゆっくりとカイムに顔を向けた後、視線を下げるように下を向き、話すべきか話さないべきか、まるで迷うかのように口を開けては閉じて、かつて見たリンソウの時の様に、両手で頭を抱えてどんどん身を縮こまらせて震えはじめる。


 その身の震え方は恐怖に怯えているようにしか見えなかった。


 カイムもそんなクロノの様相に気付いて傍に寄ってしゃがみ込んだ後、覚束ない様にしながらも、落ち着かせる様にゆっくりその肩を撫で始めた。


「味方でいさせてくれよ、おめぇがいねぇとライアも元気にならねぇ」


「私は……女神深教、あいつらは……」


 優しく肩を撫でる手と諭すようなカイムの声に、クロノは震える小さな声で話し始める。

 その場の全員が黙り込んでクロノの言葉を聞こうと見守り続けていた。

 やっと詳しい話が聞けると、誰もがそう思っていた。



 その瞬間、クロノが不気味に黒く光り輝いて大きく悲鳴をあげた。




『!? 契約魔法だと!?』


 聖剣(レギア)の叫びにルドー達は悲鳴を上げるクロノを見る。

 その光景に、再び全員が恐怖し、リリアとアリアも悲鳴をあげるように叫んだ。


 左腕の皮膚を貫くように激しくガチャガチャズルズルと、大きな鉄の鎖が血を噴き出して迸らせながら、腕の肉ごと貫いて出ては入ってを繰り返している。

 見たこともない紋様が浮かんだ左手の甲が黒く不気味に強烈な光を発しながら、血が滲むほどに強く左腕を掴んで、それでも耐え切れない痛みに大きく叫び続けるクロノに、横にいたカイムも、見ていたルドー達も愕然と立ち尽くした。


「今まで……反応、なかった癖に……なに!? 喋り過ぎ!? わかった! 黙るよ! 黙ればいいんでしょ!!!」


 まるで通信魔法のように、そこにはいない誰かに向かってクロノが大きく叫び声をあげた。

 契約魔法、ルドーもその右手に同じものをゲリックとかわして宿しているそれが、クロノの左腕に発動していた。


 一体だれと、どういう契約を交わしている。


 契約魔法はこんなにおぞましく相手に強要してくるものなのか。

 クロノが先程切り落して再生したばかりの左腕、その部位を切り落しても契約魔法からは逃れられないのか。


 ルドーは無意識にゲリックと契約を交わしたその右手を凝視する。


 クロノが黙ると大きく叫んだためか、ズルズルと激しく動いていた鉄の鎖は、その左手の紋様と共に少しずつ消滅していくかのように薄れていって消えたが、その引き摺られた血がボタボタ滴るあちこち穴のあいた、腕が紫に変化するほどの生々しい傷跡は残ったまま、また魔力が一瞬渦巻いてグジグジと再生し始める。


「あいつ……人が再生できるからって、遠慮もなく……」


「……クロノ」


「……分かったでしょ、個人的都合で喋れないよ」


 ようやく話を聞けると思っていたエリンジが、告げられた言葉に呆然と佇む。

 契約魔法の実態に、ルドーは恐怖するように震える右手を凝視し続ける。

 カイムもたった今起こった事が理解できずに慄くように、クロノの横にしゃがんだまま肩を震わせていた。


「おい、なんだよ今の……」


「喋れないよ」


「誰に脅されてんだよ!?」


「喋れないって言ってるでしょ!」


 肩を掴んだカイムの叫びにクロノはまた叫び返した。


 クロノがずっと何も話さなかった理由。

 契約魔法に縛られて、何者かにずっと黙らせられていた。

 無理にでも話を聞きだそうとすれば、きっと先程と同じように契約魔法を交わした何者かにクロノは無抵抗に攻撃される。

 いくら傷口が自己再生すると言っても、痛みに叫び声をあげていた先程のおぞましい様相を見て、誰ももう無理に話を聞き出そうとする気にはなれなかった。


 クロノからはもう情報が聞けない。

 エリンジとネルテ先生、そしてリリアとアリアを襲った相手、女神深教。

 結局何もわからないまま、情報源は隔絶された。


 傷の再生にまだ痛みがあるのか、左腕を強く抑えたまま、クロノは下を向いて震える息を吐いて荒く呼吸していた。


「……せめて戻ってこい。お前が魔法を使えないのも、襲われたからだと聞いた」


「……私が魔法使えないのは、エリンジ達のとは違うよ。関係ない」


「なんだと?」


 詳しく話すことが出来ないにしても、このまま一人逃走したままでは襲われたことがあるなら危険だと、エリンジがエレイーネーに戻るようにクロノに伝えたが、その根拠として語った話をクロノは否定した。

 同じように襲われたから魔法が使えなくなっていたというルドーの推理は間違っていたという事だ。


 クロノはエリンジの問いにまた黙り込んでそれ以上語ろうとしないが、左腕を攻撃された後でも話せる範囲で話してくれたのだろうか。

 しかし余計わからないことが増えた。


「……襲われたことは否定しねぇのかよ」


「……そうとも言えるし、違うとも言える」


「はぁ?」


 エリンジの問いに襲われた部分だけ否定しなかったクロノに気付いてカイムがさらに声を掛けたが、どっちともつかない返答が返ってきて困惑する。


 どういう事だろうか。直接的ではなく、間接的にでも襲われたのだろうか。

 クロノが中途半端に話せば話すほど、分からないことが増えていく。


「クロノさん、せめて戻ろうよ。ライアちゃんがすっごく落ち込んでるの」


「戻らない」


 リリアもエリンジと同じように、せめてエレイーネーに戻ってくるようにと声を掛ける。

 クロノがいなくなって落ち込んでいるままのライアの話を出しても、クロノは拒絶するように即答した。


 ライアの事も案じない様な態度のクロノに、横で聞いていたカイムが一気に険しい顔に変わって立ち上がり、上から見下ろすように唸り声を上げ始める。


「……ライアが落ち込んじまったままでいいって言うのかよてめぇ……」


「……ごめん。でも私が戻るよりそっちの方がマシだから」


「はぁ!? ライアが落ち込んでる方がマシだって!? ふざけてんじゃねぇぞ!」


 理解できないクロノの返答に激昂したカイムが、怒りが溢れるようにブワリと髪を広げ、またクロノの全身をぐるぐる巻きに拘束し、その首にも大量に髪を巻き付け始めた。


「カ、カイム落ち着けって!」


「クロノさんも本気じゃないはずだよ、そうだよね?」


 リリアは着せられた花嫁衣装の為動きにくいのか、それでもその場で手をあげて止めるような声を上げるが、クロノはリリアの投げかけた問いに答えようとしない。


 まるで怒りのまま首を絞めあげて脅すかのようなカイムの形相に、ルドーは慌てて駆け寄る。

 止めようと肩にかけたルドーの手は、カイムに怒りのままバシッと強く振り払われた。

 カイムは両手を握りしめながらギリギリと歯軋りしてクロノを睨み付けているが、当のクロノは首に髪を掛けられても全く無抵抗どころか反応もなく、じっとカイムを見つめるように瓦礫に座って静かに佇んだままだ。


「ライアと約束してんだ、てめぇを連れて帰るってよ。無理にでも引き摺ってくぞ」


「どちらにせよこいつは言う事をきかん、そのほうがいい」


 ライアの為にも強引に連れ帰るというカイムに、エリンジも同意するようにクロノを睨み付けながら呟く。


 クロノを拘束したまま脅しを実行するかのように首をギリギリと締め上げ始めたカイムに、クロノは抵抗どころか動くこともせず顔を向けたまま、拘束されながら傷が治った左腕で徐にカイムの髪を掴むと、手首だけを動かして髪を引っ張った。

 カイムが一瞬にして消えたと思ったら、ルドーの後ろにいたはずのエリンジの方向からドカンと大きな音と衝撃がする。


 慌ててルドー達が振り向けば、フランゲルがアリアを衝撃から守るように抱き抱えて仰け反っている隣で、エリンジとその上に叩き付けられたカイムが二人うめき声を上げながら、衝撃に円状に抉れた石の床の上に重なるように倒れていた。


「戻らないって言ってるでしょ。放してよカイム」


「……聞かねぇ、てめぇの都合なんか知るかよ。ライアが泣くんだ、だから連れて帰る。ぜってぇ離さねぇぞ……」


 かなりダメージが入ったのか、エリンジと共に呻いて起き上がってこないカイムだが、衝撃を受けてもクロノに巻き付けた髪は外そうとしなかった。

 カイムの返答にクロノが苛つくようにその左手に力がこもり、左手首から先だけが動いてカイムが消えたと思ったらまた大きな衝撃がしてまたエリンジの上に叩き付けられ、抉れた地面が更に抉られる威力に、仰け反ったままのフランゲルとアリアから悲鳴があがる。


 先程より酷い二人の呻き声に、ルドーは止めようとクロノに向かって両手をあげた。


「おい! エリンジももう魔力が切れて防御出来ねぇんだぞ! やめろよ!」


「だってさ、早く放してよカイム」


「……聞かねぇ」


「……あぁ、聞く必要はない……」


「あぁもう本当うっざい……」


 どうやらクロノはわざと魔力が切れて防御出来ないエリンジを巻き込んでいた様子だ。

 エリンジの身を心配してカイムが諦めるのを狙っていたらしい。

 二人ともその意図に気付いて呻きながらも抵抗するように呟いている。


 そのまま苛つくような口調で呟いたクロノが、左手を素早く振り始めてガンガンとカイムをエリンジに向かって叩き付け始めた。

 かなりの素早さで二人叩き付けられ、その勢いに血が混じり始める。


「やめろってクロノ! 二人とも気絶しちまう!」


「諦めて戻ってこようよ! ライアちゃん喜ぶから!」


「戻らないって。カイムが放せば終わるよ」


「気絶、しようが……離さねぇ…………俺だって……話が山ほど……」


 エリンジは防御出来ないせいで、呻いているもののもう声を出すことも出来なくなっていた。

 受け続けるダメージにカイムの髪の拘束が攻撃の度一瞬弱まるものの、それでも決して離すものかとまた髪がビシッと強くクロノに巻き直っている。


 しかしクロノもじっとしていたためか少しずつ体力が戻ってきたようで、拘束から脱出しようと髪をメリメリ引き千切ろうとし始めていた。


 このままだとカイムもエリンジも気絶して、髪から脱出したクロノにまたまんまと逃げられてしまう。


 ルドーがなんとかクロノを止めようとカイムを振り回し続けているところに近付いた時、急に別のことに気を取られたように、クロノの動きが止まって顔を上げた後首をグルンと回した。

 聖剣(レギア)が警告するようにバチンと雷を弾けさせる。


「誰? まだ他に人がいたの?」


「えっ? ……おいこの変態じじい何起きてんだよ!!」


 クロノが呟いた言葉にルドーが振り向けば、雷魔法と火炎魔法を叩きつけてブスブスに焼けて黒焦げになったゲンタイン・マデビラが、黒焦げに血走った眼を見開いたままその場に立ち上がっていた。

 それを見たルドーはまた怒りのまま聖剣(レギア)を握りしめてバチバチと周囲に雷を発する。


「今まで……見た中で一番……美しかったのに……なぜ治した……」


『うっわマジかよ』


「やっぱこいつ変態じゃねぇか! このやろもう一発!」


「おっお兄ちゃんあれじゃ流石にトドメさしちゃう!」


 何故それで立ち上がれるのか、いや生きているのかと疑いたくなるほど真っ黒こげの状態で、目だけが常軌を逸したようにぎょろりとこちらに向けていたゲンタイン・マデビラを見て、アリアが恐怖に悲鳴をあげたためにフランゲルが抱えて遠ざけようとする。


 クロノにガンガン叩きつけられたために倒れたまま動けないエリンジとカイムが呻くようにしながら視線だけこちらに向け、エリンジから小さなうめき声が漏れた。


「なぜ、それを、お前が……!?」


 クロノが警戒するようにカイムの髪に巻かれたまま立ち上がる中、ゲンタイン・マデビラは黒焦げのまま何かでこちらに攻撃するかのように向けてくる。


 片手に収まるほどの大きさの、高級そうな装飾の施された小さな丸い取っ手のない手鏡だと気付いた瞬間、その鏡の鏡面がビカッと真白に光り輝いた。


 そしてその鏡に吸い込まれて閉じ込められるように、ルドーとその腕に庇うように抱きしめたリリア、横にいた髪に巻かれたクロノと、髪に引っ張られてカイムとエリンジも鏡の中に消えた。


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