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第百六話 砂の足止め

 砂の上に倒れている事に気付いたルドーが大慌てでとび起きれば、目の前にエリンジが座り込んでいるのが見えて大声で叫んだ。


「リリは!? 何がどうなった!」


「転移魔法に近付いたことに気付かれた。どこか分からん場所にここの全員捨てられた」


「はあ!? 今すぐ追わねえと! あんな状態のリリ、抵抗どころか……!」


『落ち着け、ルドー』


「動くに動けねぇんだよ。くそが、まだ通信も探知も効かねぇ……」


 カイムが確認するように髪を耳元で光らせている。

 そのカイムの髪がかなりの量、周囲に伸びている事に気付いてルドーが改めて周りを見渡すと、カイムが髪でこの場の全員を覆って包み込むようにドーム状に広げている事に気付いた。

 灯りを灯すように一部分髪を伸ばして光魔法で薄暗い周囲を少しだけ照らしている。

 その場にエリンジ、カイム、そしてフランゲルが地面にそれぞれ座り込んでいた。


「なんだよこれ」


「マーにいることは確かだ、足元の砂から推察できる」


「だからこれなんだよ!」


 エリンジの説明にルドーが大声をあげたため、エリンジがさらに説明しようと口を開いたが、カイムが面倒だと大きく唸るように溜息を吐いてルドーを髪で巻き付け、そのままドーム状の髪にズボッと突っ込んだ。


 ドーム状の髪から肩から頭だけ外に出す状態にされたルドーが見たのは、なにも見えない程に渦巻く砂。

 天気も分からない程視界が砂一色だ。

 目も開けていられない程の大量の吹き荒ぶ砂が、目や口や鼻に入ってゲホゲホ咳込み始めたルドーは、またしても唐突に巻きつけられたままの髪に引っ張られてドーム状の髪の中に引き戻されて砂にドスンと背中から倒れる。

 頭に大量に吹き付けられた砂を頭を振って振り落しながら、ルドーは説明を求めるように再び身を起こした。


「砂嵐のせいで現在地もわからん、連絡も取れん、どうにも動けん」


 マー国の六割を占める砂漠地帯特有の砂嵐。

 どうやらルドー達は現在その砂嵐ど真ん中にいるらしい。

 カイムの様子から自身に発動するタイプの魔法はまだ使える為髪による安全地帯を確保してはいるものの、外部に発するタイプの通信魔法や探知魔法などが空気中の魔力が攪拌されてまるで使えなくなっているらしい。


「……どれくらいこの状態だよ」


「あれからもう、半日は経ってしまった」


 エリンジが時計魔道具確認するように懐から取り出しながら告げた事実にルドーは動転する。


「半日!? そんな、転移も使える相手にそれじゃあ……!!!」


 回復魔法も魔法薬も効かず、苦しそうに呻いていたリリア。

 そんな中突然現れた女性二人組に、リリアとアリアは連れ去られたとみていい。

 なんでそんなときに半日も気を失っていたんだ。

 焦りに支配されたルドーは立ち上がって、地面に座ったままの三人の上から大声をあげる。


「こんなことしてる場合じゃねぇだろ! 一刻も早くリリを探さねぇと!」


「動けもしない、連絡も出来ない、リリアとアリアの居場所も分からないのにどうやって探す」


「だからってじっとしてる場合じゃねぇだろ!」


「いい加減にしたまえ! 相手が連れ去られて気を病んでいるのが自分だけだと思っているのか戯けが!」


 唐突に横からフランゲルが大声をあげて、その大きな体格でルドーの襟元を吊り上げる。

 見たことが無いほどに荒々しく鼻息を鳴らしながら睨み付けられ、首元を締め上げられたことでルドーは呼吸できず呻いた。


「やり過ぎだ。もういい、降ろせ」


「……動けず焦燥しているのは俺様含めてここの全員同じだ、肝に銘じたまえ」


 フランゲルがエリンジからの注意を受けて、荒々しいままルドーから手を放し、ルドーはそのままドスンと尻から砂に叩き落される。

 のっしのっしとフランゲルはルドーから離れると、頭を抱えるようにその場に座り込んだ。


 いつも大きく笑いながら、誰よりも偉そうにしていたフランゲルの、そんな怒りと恐怖がまじりあったかのような態度を見せつけられて、かえって冷静になるようにルドーはようやく気を取り直した。

 呆けたような声がルドーの口から出る。


「……そんなにアリアの事気にしてんのか、フランゲル」


「立場から、女子に寄って来られることは多々ある。俺様も悪い気はしないためにいつも好きにさせていたが……初めてだったのだ、改めて友達からやり直したいと言われたのは」


 ルドーの声掛けにフランゲルが話し始めたので、怪訝な無表情を浮かべ始めたエリンジと、顔を背けつつも話を阻害しない様に静かに黙ったカイムの間に、どうせ今は動けないのだからとルドーは胡坐をかいて座った。


 いつもフランゲル達のグループと一緒に行動していたアリア。

 入学初期こそ訳の分からないことを喚いて周囲を混乱させて迷惑を掛けていた彼女だが、グルアテリアでニン先生に指摘されてから、性格こそあまり変わらないもののかなりマシになっていた。

 改心したのかどうか知らないが、そんな時、フランゲルは改めてアリアから声を掛けられたそうだ。


「俺様に寄ってくる女子は、王族や勇者の立場目当てばかりだ。それは流石に俺様でも分かる、好きにさせていればいつも向こうが勝手に失望して離れていった。だから、王子目当てで近寄って悪かったと、でもどうにも嫌いになれないので改めて友達からやり直したいと、謝罪した後にそう頼まれた女子はアリアだけだったのだ。俺様にわざわざそんなことを言って傍に寄ってくる物好き、きっともう二度と現れはせんだろう。かけがえがないのだ、手放したくない」


 頭を抱えていた手を放して、顔に手を当てて誰に向くでもなく正面を向いたフランゲルの、そのいつも使う火炎魔法と同じ色合いをした銀朱色の瞳が、怒りに燃えるようにメラメラと滾っているのが指の隙間から見えた。

 攫われたアリアの救出、まさに勇者で王子である自分にふさわしい役目だと大手を振って先公救出に向かっていたフランゲルは、その先で目の当たりにしたアリアの状態に初めて恐怖していた。

 あの時初めてフランゲルは、アリアを失う事に心から震えあがって、さらに再び奪われたことに腹の底から怒り狂っていたのだ。


 フランゲルはシュミック王国の第三王子且つその国の勇者だ。

 妾腹であっても家族関係は良好だったため、勇者の立場もありそのご利益にあやかりたいと、国内に居れば色んな女性から色仕掛けのように声を掛けられることが多かった。

 フランゲルは寄ってくる女子に悪い気はしなかったために断りはしなかったが、家族関係が良好だったこともあり、第一王子や第二王子を蹴落とそうと遠回しに言ってくる相手には、頭が回らなくともなんとなく嫌悪感を抱いた。

 自分達の派閥や財産など、様々な利益目的の為に近付いてきた女子たちは、妾腹のフランゲルが母親の違う他の王子たちとも仲良くしているなどと考えてもいなかったようで、あの女子にあんなことを言われただの、あの女子にこういうものを欲しいとねだられただのと、まさか当人の第一王子や第二王子に逐一報告されるなど夢にも思っていなかった。

 フランゲルの周囲に女子は常に群がっていたが、気が付いたら見知った顔は居なくなっていて、同じ女子がずっと傍に居続けることは決してなかったそうだ。


 そんな中、アリアはグルアテリアでニン先生に、ここは別に乙女ゲームの世界でもなんでもない、第二の人生を歩んでいるだけだと指摘されて、ようやく我に返って自分を見つめ直した。

 乙女ゲームの中に入り込んだと思い込んでいた彼女は、明らかにおかしい言動をしながら学生生活を送っていたことに気付いて、気が触れたやつ扱いされる一歩手前の状態に大いに狼狽した。


 同時に、この世界に生まれてから周囲の人間に対して、ゲームの登場人物だと思い込んでいたために、適当な付き合い方をしていた事実にようやく気付くことも出来た。

 同じ転生者であるヘルシュはその辺りの理解もあるから彼に対しては何も言わなかったらしいが、一番行動を共にしていたフランゲルに対して、ゲームの攻略対象扱いしてまともに向き合っていなかったことに申し訳ない気持ちになったアリアが、その事を改めて謝罪して、今度こそきちんと人間関係を築きたいと、そうフランゲルに声を掛けていたのだ。


 入学初期のアリアの訳の分からない言動をずっと見ていたルドーは、同様だったエリンジと共に、全く変わっていなかったと思っていた二人の変化に、小さく驚くように顔を見合わせた。


『ほーう、ただ気分いいからなんとなくつるんでたって訳でもなかったって事か』


「くそが、ややこしいわ」


「それであの時先生に報告もなく救出先行してたのか……悪い、俺だけ取り乱して」


「貴様は家族が攫われた一番の当事者だろう、落ち着いたのなら寛容な俺様に謝罪などいらんぞ」


 フランゲルの話に聖剣(レギア)とカイムが感想を言うように話す中、ルドーが謝ればフランゲルは両腕を組んでまた偉そうに上から言い放った。

 その様子にせっかく見直したのにとルドーは呆れて肩を落とした後、エリンジの方に向き直る。


「なんにしても砂嵐が収まってからだな。そんでリリとアリアを連れてったあの二人組だ、エリンジなんか知ってないか?」


「情報はある、しかもこの場の全員当事者だ」


 まぁないだろうなとダメ元で聞いたルドーの質問に、エリンジからまさかの肯定が返ってきてルドーは動転して身を正そうとしてバランスを失いその場にバタンと倒れた。

 小さく砂を巻きあげながら慌ててなんとかルドーが身を起こせば、その場の全員が信じられないような怪訝な表情でエリンジを見ている。


「俺様とルドーが当事者というのは理解できるぞ、だが貴様ら二人も当事者だと? 一体何がどうなっているのだ!」


「情報規制が張られていたが…‥‥関連性が出てきてしまった。話せる範囲で話す、ジュエリの王都プテアが襲われた件だ」


 フランゲルが指差してエリンジに大声をあげれば、エリンジは反応もなく静かに答える。

 全員が何故その話が今出てくるのだろうというような怪訝な表情を向けたまま、エリンジが語り出したのは王都プテアが襲撃された件についての詳細だった。


「前に言ってた王都が集団に攻撃されたっていう? それが今回の件に関わってるって?」


「正確には、襲撃した連中と、リリアとアリアを攫った連中が繋がったといったところだ」


「カイムも当事者だって?」


「あぁ、あいつらは魔人族を人攫いしていた連中、鉄線の残党だ」


「はぁ!?」


 エリンジから告げられた事実から、とんでもない部分が繋がってその場の全員が驚き、カイムが大声をあげる。

 他人事のように話を聞いていたカイムも、過去の人攫いの連中の残りと分かって一気にどす黒い空気を纏い始めた。


「壊滅したんじゃなかったのかよ!?」


「王都プテアに潜んでいた連中は、殲滅戦より前から潜伏していた。そのせいで殲滅範囲から外れてしまっていた」


 エリンジの語る話では、エレイーネーの鉄線殲滅戦よりも以前から、ジュエリ国王都プテアに鉄線の人員がかなりの数で潜伏されていたそうだ。

 倒し切っていたと思っていた人狩り組織の鉄線がまだ残っているというエリンジの話に、カイムは怒りが抑えきれない様に震えながら大きく唸り声をあげる。


「あの二人組も鉄線の残党だって言うのか?」


「よりまずい。先生から話に聞いていた、以前リリアとノースターが遭遇して戦闘した元幹部の二人組だ」


「リリが戦ったっていう、逃げたって言ってた元幹部だって!?」


『通りで恨み言を言ってたわけだ』


 リリアとノースターが戦って、あと一歩のところで倒し切れなかったという幹部二名。

 それがリリアとアリアを攫った二人組の正体だった。

 壊滅させたはずのマフィア組織、鉄線の残党が動いていた。

 それが今回の聖女連続誘拐事件の実行犯であり、アリアとリリアを再び攫った元凶。

 まずい、リリアはいつもの危険な笑顔で全然話してくれなかったが、一緒にいたノースターが、詳しく話そうとしなかったものの、逃げた幹部の一人はリリアを恨んでいる可能性があるから注意しろと言っていた。

 よりにもよってそんな元幹部に攫われてしまったなんて。


『なるほどな、ここに居る全員そいつらと戦う理由はあるわけだ』


「だったら砂嵐収まったらぶっ叩くぞくそが、おいもっと情報ねぇのか」


「ジュエリの王都襲撃目的と、今回の聖女連続誘拐は、先程戦った男達の話から関連性はない。よってそこからの推測は出来んが……」


「別口からなんかわかりそうだって?」


 怒りに意気込むカイムに言われて考え込み始めたエリンジにルドーが問えば、視線を上げて肯定するように小さく頷いた。


「俺があの時あいつらの一番近くにいた。会話も聞こえた。かなり値のついた商品だから、私怨はやめろと話していた。つまり、あの時すでにあの二人を買い取ろうとしていた相手がいたと見ていい」


「リリは物じゃねぇ、ふざけんじゃねぇぞ……」


『落ち着けルドー、今は話だ。あの時点で買い取り相手っていうとかなり急なんじゃねぇか?』


「一体どういうことだ!」


 ルドーが頭を叩かれる様に聖剣(レギア)からバチンと雷をくらう中、フランゲルの叫びに聖剣(レギア)がさらに続ける。


『歌姫が聖女のフリして紛れ込んでたって、少なくともあの誘拐指示した主犯はそう思い込んだから裏組織の連中に一斉に誘拐させたんだろ。誘拐してからそんな経ってねぇのに、歌姫が誰か調べる時間もなかったのに、あの二人を裏で買い取る話が事前に出てるわけがねぇ』


 聖女たちが一斉に誘拐されたのはつい昨日から今日にかけての出来事。

 気絶したままの聖女もいたあの状態では、音楽を奏でる事が出来れば歌姫だと一発で分かるにしても、まだ調べる段階に入っていなかったはず。

 当たりか外れかもわからない状態で、リリアとアリアの買い取りの話など出来るわけがないのだ。

 聖剣(レギア)の話を聞いてそれぞれがあの時の戦闘の様子を思い返し始める。


「あんとき戦い吹っ掛けてきたくそ人間どもが、損失がどうとかほざいてやがった。その損失埋められそうな別のくそ人間があの場に居たってのか?」


『あの崩れた空間内には居なかっただろうが、様子が見える範囲には居ただろうな』


「サクマが爆発し、金を支払う主犯が死んだ。それで依頼されていた裏組織が慌てていたところに何者かが二人の買い取りを持ち掛けたと」


「そいつがあの二人に指示してリリとアリアを攫ったってことか! ならそいつが誰か突き止めれば……!」


「アリアの、いやアリアとリリアの居場所も分かるという事だな!」


 ルドーとフランゲルが二人立ち上がって、話していくうちに手掛かりが掴めたと喜ぶ中、カイムが呆れたようにジト目で二人を見ながら大きく溜息を吐いた。


「アホどもが、その相手がだれかわかんねぇだろうが」


『こっちから見えねぇ位置に居たんだろうしな』


 カイムと聖剣(レギア)の言葉に、手掛かりに喜んでいたルドーは、冷水を浴びせられたように固まって慌てる。


「あっ、え、エリンジ、わかるか!?」


「流石にそこまで相手が話していない、話していない以上わからん」


「くっそ、あと一歩だってのに……!」


「ふはははははは! 要はあの保護施設関係者が怪しいという事だろう!」


 落胆するようにエリンジに縋ったが、どうにもならない無表情が返ってきてルドーが手を握りしめる中、フランゲルが仁王立ちになって高笑いし始める。

 何故そこで笑うのかと全員が不審な視線を向けると、フランゲルはガサゴソと制服を探した後、分厚い報告書のような紙の束を、背中辺りから取り出して掲げてパンパンと叩いた。


「ふははははは! うちのババ……聖女が調べたあの保護施設に関する報告書だ! アリアが連れ去られた施設の場所さえわかれば良かったとすべて読み切れておらんが、持ってきておいて正解だったという訳だ!」


『マジかよ!』


「うそだろフランゲルに助けられる日が来るなんて!」


「おいそれはどういう意味だ貴様!」


 驚愕の声を上げた聖剣(レギア)とルドーにフランゲルがズバッと指差して憤慨する中、カイムがバシッとフランゲルが持っていた資料をひったくった。


「チッ、人の名前に、おおよそ地名か? 俺じゃまだわからねぇ、おい読め」


「施設関係者に、出資者のリストか、この短期間でよく調べ上げたものだ」


 カイムからバサリと渡された資料をバサバサとエリンジが確認していく。

 その場の三人がその様子をじっと眺め続ける。


「買い取るという事は、金のある出資者が怪しい。かなり多いが、ソラウ王国関係者ばかり……ん?」


「なんだ、エリンジ!」


「何か分かったのか!」


 恐ろしい勢いでバラバラとリストを確認していったエリンジが、あるページで手を止めて詳しく読むように凝視し始めたため、ルドーとフランゲルが勢いよく呼び掛ける。


「なるほど、こいつが怪しい」


「根拠はあんのか?」


「俺たちは今おおよそマーにいる、それが根拠だ」


「いや分かんねぇってもっと噛み砕けよ」


 カイムの質問にエリンジが久しぶりにまた端的に報告したためルドーが呆れながらその肩を叩けば、なぜ伝わらなのかという無表情が一瞬全員に返されたが、改めて説明を始めた。


「この出資者だけマーの所属だ。二人組の転移魔法に飛び込んだ俺たちは気付いた相手にここに捨てられた」


『なーるほど、転移の移動経路上で適当に捨てられたってことか』


「つまり思ったよりリリ達の近くにいるってことか!」


「砂嵐が収まったらここに向かうぞ貴様ら!」


 フランゲルの号令に三人で頷き返しながら、改めてリストに書かれたその人物の名前を全員が凝視する。

 ゲンタイン・マデビラ辺境伯。

 それがリリアとアリアを買い取ったとみられる、マー国貴族の名前だった。


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