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4階の住人達  作者: 目録
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クラスと放課後

どうも、今回二回目です。続けて読んでいただきありがとうございます。

灯に引っ張られて僕と進は学校に着いたのだが『まさか、三人とも同じクラスとは思わなかったよね~』と灯が緩んだ顔をして言う。

ちなみにここで白峯灯という女について説明しよう。

髪は赤毛だ赤といっても真紅だが正直、最初出会った時は黒髪に思えたが光の加減によりそう見えただけだと一年後に気づいた。

現在は制服の下に黄色のフード付きのパーカーを着ている、性格は基本明るいがキレると恐ろしいほどに怖い。

一回キレた時の姿を見たことがある、自分の食べていたアイスクリームを日本中の暴走族を占める鮮血悪魔(スカーレットデビル)によって落とされてしまいさらには自分の大事にしている本を目の前で破り捨てられた瞬間、灯は目の前にいた男の顔を片手で掴み壁に擦り付けその後、その前方にいるその男の仲間に向け投げ飛ばしたのだ。男は5メートルくらい空中を飛びその後地面に体を叩きつけられたのだ、男が地面に着いたと同時に灯は地を蹴り一瞬で男の仲間の目の前に迫りその男Bの顔面に自身の拳を叩きつけ10メートルという距離を吹っ飛ばしたのだその後、背後から迫る男Cに足を軸にして身体を回転させ蹴りをかましたのだ。男たちを倒すのにかかった秒数はわずか三秒だ。先ほど蹴り飛ばされたその男達の仲間が灯に『お前は日本全土の暴走族を敵に回したからな!!』と吐き捨てて仲間を連れてどこかに行ったが五日後、灯の前にこの間の男たちが来て灯に『お前の大事なものを預かった帰してほしかったら仙台駅前に来い』と言い放ったのだ僕はそんな言葉を信じるのは馬鹿な奴くらいのもんだと思っていたが灯も相当の馬鹿だったのだ。そして仙台駅前に向かったが正直割とすごかった駅前の歩道橋やその下のバスターミナルさらにはそこいらの周辺の道路を埋め尽くすほどの暴走族が沢山いた正直その中を歩けるかというようなほどおそらくギュウギュウで隙間が無い灯はそれを見てにっこりと笑い『お前らがこれから見るのは天国でも地獄でも病室の天井でもないスーパーの肉売り場の天井だ......』その言葉をどでかい声で言った後少し間を置き息を吸い灯は『ひき肉になりてぇー奴だけ掛かってこいやー』と言い放ったのだ。僕はその一部始終を見て少し可愛く見えたのだなぜならあのアニメ声でその発言をしているのだから、しかしそう思えたのはその一瞬だけでその後は暴走族の阿鼻叫喚が聞こえたのだその声は三十分くらいで終わり僕は正直あの一瞬の灯を酷く怖く思えたのです。なぜなら僅か三十分で日本全土の暴走族を逃走者を出さずに一人残らず半殺しにしたのだ。その日の仙台駅には何十台もの救急車とパトカーが集まり周辺の病院は暴走族で埋め尽くされたのだ。

それから僕は灯を怒らせないようにしている、と心の中で紹介しているうちに昼になったのだ今日は入学式だけだったので昼に終わり三人で放課後だべりながら帰る事にした。

灯が思い出したように言う『そういえば、つっきー知ってる?この先の住宅地の道路の噂』僕はそれを聞き呆れ気味に『いや知らないな、なんだそれ?』進がパソコンを打ちながら『もしかして服と所持品だけを残して被害者が忽然と消えるという事件のことか?』灯が目をキラキラさせながら『そう、それ』という僕は『ただ頭のイかれた誘拐犯か人身売買の業者という可能性もある』

『えーー、そんなのつまんないよー幽霊のせいだと私は思うよ』灯は腕をぶんぶん振るわせながら言う

僕はそれに対して『幽霊などこの世の中に存在しない科学的に説明されていることも多数ある』灯がむかつくにやけ顔で『怖いの~』という僕は少しイラっとして『怖くない』と言ったのだそして灯に乗せられ僕はその現場に行くことになったのだ、ちなみに進は最初からついてくるつもりだったらしい。

そしてこの選択を後に後悔することをまだ僕は知らない


読んでいただきありがとうございます。次回はとうとう本作の主人公が出ます。どうぞ期待してお待ちしてください。

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