表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チート姫  作者: 木苺
第1章 神子召喚
5/70

国王が護衛?

(5/7)

ぐったりとソファに沈み込んでいたら、扉をドンドンたたく音がした。


反射的に立ち上がって言った。「どなた?」


「ヒロポン国王 ウィリアムだ」


どうしようかと迷いつつ壁にはりついていると

「万能侍女の手配がつかん。代わりに当面俺が お前の護衛を務める。

 俺だけで不足なら 俺の不足を補える侍女を探してつれてこよう」

扉の外から声が響く。


「王様が護衛? 王様は護衛される存在なのでは?」


「今のところ 安心して任せられる護衛は俺しかおらん」


「裸の女性に服も着せかけずに 肩をつかんで揺さぶりのぞき込むような非常識な方を室内に入れることはできません」


「すまぬ。あの時点では そなたが人間かどうかもわからなかったゆえ」


「種族を問わず 人型の存在が裸で倒れていれば 服をかぶせてから呼び起こすくらいのいたわりの心も思いやりの心も持ち合わせぬ人とは 関わりたくありません」


「私は独身だ。責任をとって結婚しよう」


「お断りします。いったい女性を何だと思っているのですか!!」


「わかった。だったら普通の侍女を手配する。

 護衛はできずとも 気立ての良い有能な侍女を探すゆえそれで我慢して欲しい」


「わかりました。しばらく一人で過ごしたいので、食事ができたら それを持たせて侍女さんをよこしてください。」


扉の外で 何やら物音がして、いきなり扉を開けて 割り込むように女が入ってきた

「失礼します。

 私が メサイア様のお指図(さしず)(まい)りました侍女でございます」

※ 本日 夜8時に2回目の投稿をします



※ 土日休日は 朝8時 夜8時の2回投稿

  月~金は  朝7時の1回投稿です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ