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愛し愛され愛されず  作者: 骨
7/23

メール(追加)

 翌日。昨日と殆ど変わらないから割愛。


 放課後。

 家に着いて、自室に入り携帯を見る。新着メールが一件。誰からであろう。

『葵です。親に代理でメールを打ってもらい送っています。傷はさして深くなく、医者からは、二週間程経ってから検査して何事も無ければ退院できそうだと言われました。』

 その文面からほっとし、喜びが込み上げてくる。

『それから、警察には経緯を伝えました。見舞いについては、一度親と話してください。何時でも待っているから。』

 そして、葵のご両親の文章が続きで記されている。

『はじめまして。葵の母親をさせていただいている四十万 摩耶です。突然のメールですみません。貴方のことについては葵から伺っております。

 面会についてですが、明朝の検査の結果がよければ面会が可能となるようです。検査の結果については、またメールさせていただきます。

 私は一度貴方と顔を合わせて話したいと考えております。神流と面会した後、少々お時間を割いていただけますと幸いです。』

 文面にいくつか違和感はあったが、ひとまず『メールしていただきありがとうございます。お話の件については、承りました。』のメールを送ることにする。文章の作成で慣れない畏まったものを、時間を考慮しつつ考えたため非常に手間取り、妙に疲れがどっと出た。

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