第3章~決闘の行方~
第3章です!
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楕円の膜に包まれる。
まだなれないな。
攻撃されたら痛みはないが、衝撃がきて自然に声が漏れる。
「後悔させてやる・・・」
なんかぶつぶついっているな。
「おい、でかぶつ、名前なんていうんだよ」
「あぁ”? 誰にくちきいてんだ?! しかたねぇ しりてぇなら教えてやろう...
天下の・・・ゲームだから現実じゃなくていいか。
天下の疾風様だ!」
名前・・・あってないよ。 絶対遅いって。
「天下のとか・・・バカか」
「あぁ””?! てめぇこそ名前なんだよ!? 貧弱やろう!」
ん?ぼくか?
何にしよう・・・
ぼくの好きなものからとろうか。 う~ん
この世界にはないな・・・
嘘でいいかな。
理由はあとでわかるだろう。
「勝ったら教えてやるよ」
「つくづくムカツクやつだなぁあぁぁぁぁあぁ!!!!」
うわっ 突進してきやがった。
武器を持っていない・・・!?
なぜだ?
「避けれるものなら避けてみろぉぉぉ」
こぶしを突き出してきた。
これくらいなら・・・
「ぐはっ」
・・・!?
なんだ!? 何が起きた!?
「ぐはは どうだ!? 貴様ごときじゃかわせないだろう!!」
ちくしょう! どうなってやがる・・・
とりあいず攻撃あるのみだ!
「くらえっ」
ばちっ 前使ったときより強い静電気が。
疾風のうでが大きくのけぞる。
「・・・きかねぇなぁ」
うっ きいてない・・・
この決闘方式はhpせいにした
hp制はゲージがモニターに現れて0になったほうが負けだ。
このほかに本数などもある。
今の状況としては
疾風 86%
嘘 64%
ぐらいの差だ。
ひどいな。
このままじゃ負けてしまう・・・
こっっちから行くかぁ!
頭の中に大岩を描き・・・
それを・・・落とす!!!
「!?」
ドガッン
「くっ かすっちまった・・・」
やった!
疾風 76%
大して減ってないじゃないか・・・
ちくしょう!
何発でも打ってやる!!
「おラオラオらおらおらおらおらおらおらおら」
うぉぉぉぉぉぉ
心でも叫ぶ。
おらおら言ってたら・・・悪役みたいじゃないか。
「ぐっ・・・!」
疾風 67%
ちくしょう。大してあたらなかったか・・・
「やりやがったな・・このやろぉぉぉう!!」
{スキル発動・・・} {スキル名 隠し砲弾}
・・・!? スキルはみんな持っているのか!?
「っ!」
背中から衝撃が・・・!?
嘘 26%
やばい・・・ 負ける。
負けたら何だっけ?
自分のもの全部と・・・
2ヶ月間 別のところに保存されるんだっけか。
目標が遠のく。
無理。
だめだ。少しでも早く・・・!
あいつらに会うんだ。
バチっ バチっ バチバチバチ
ぼくは、常に電気を帯びて戦っている。
この音は・・・僕のからだからじゃない。
岩?
! そうか・・・岩に電気が溜まってたのか。
・・・いけるかも。
ほかのところにある電気でも、スキルで操れる。
行くか。
「とどめだ」
っ!? 下から砲弾が飛んできた。
嘘 3%
畜生、耐えるんだ・・・!
「最後は俺様のこぶしでぇぇぇぇぇ」
飛び掛ってきた。
チャンス
「うぉぉぉぉぉ」
こぶしを突き出す。
疾風の後ろには岩。
全部の電気をその岩に集め・・・
空気を通り・・・僕の突き出した腕に集める
{スキル発動}{スキル名 静電気}
ばちっ
ばちちぃぃぃぃぃぃ
「ぐわぁぁぁあっぁぁぁ」
疾風の体を貫く、 静電気。
その電気の力は、雷とまではいかないが、少なくとも人は気絶するだろう。
疾風 24%
「くそがきがぁぁ」
「てめぇも同じとしだろぉぉ」
なんてことを叫びながら、お互いに向かっていく。
なんて。
殴りあうなんて。
魔法使いだぜ?
最後の魔法エネルギー(なんとなくわかってしまう)を振り絞り、
岩出現。
疾風の突進を遮る。
疾風は止まろうとする・・・が
急に止まれるわけがない。
岩にぶつかる。
疾風 17%
さらに。
「炎上ぉぉぉぉぉ」
ぼっ
岩の表面が燃える。
そう。 30ファルトでかったやつだ。
「ちっ」
疾風 状態やけど
「いける!」
「何がだぁぁぁ」
岩を持ち上げ、疾風はぼくに向かって投げる。
嘘 3%
ぼくは・・・いない。
「なにっ?!」
「上だ!」
疾風は反射的に上を見る。
砲弾を構えて。
「・・・知ってるか?金属は電気を通しやすい」
「小学生でもわかるわぁぁ!
いちいちバカにしやがってぇぇぇ」
「お前の砲弾・・・金属だろ?」
岩の電気移動。
それからもずっとためて、ためて、ためた。
「落雷弱・・・霧雨!」
頭に浮かんできたのよ? 決して考えたわけではないのよ?
無数の電気のかけらが、降り注ぐ。
疾風 8%
「こんなもんっ!」
「ちりも積もれば山となる」
疾風 6%
ばちっ ばちっばちっ
疾風 4%
短時間に疾風に電気の雨が降り注ぐ。
疾風 2%
どだん
疾風 0%
「放電完了」
WIN 嘘
「っっっっしゃぁぁぁぁ」
初戦勝利達成!
目標に一歩近づいた。
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