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二重螺旋

作者: 斎藤康介

バレたらいけない嘘をついた

誰にも知られたらいけない秘密ができた

私だけのナイショ話


本当に一人は寂しい?

――――――嘘ばかり。本当はあるの?


見過ごせない

――――――何を? 何にも犯されてはいない


ただ本当のことを素直に言ってないだけ

きっとそのはず……


嘘みたいな話

2月まで誰もがそんな風に見てた

17年の月日と数回のメールのやり取りが私を自分の知らない化物に変えた

時間に追われたフリして

時間と遊んでいる

何事にも生じる二重の感情


興じるなら一人でも踊る

舞台も観客も相手がいなくても

それが私の才能

理由はもっと単純でいいかもしれない

よくわからない

でも無理して笑う必要はないかもしれない

いつか今より楽しい日が来るのかもしない

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