風のまにまに ~小国の姫は専属近衛にお熱です~
デュラは小国フラテスで、10歳の姫、グランティーヌの専属近衛をしていた。
ある日、グランティーヌの我儘に付き合わされ、家出の片棒を担ぐことになる。
しかしそれはただの家出ではなく、勝手に隣国の問題児との婚約を決めた国王との親子喧嘩によるものだった。
駆け落ちだと張り切るグランティーヌだったが、馬車を走らせた先は隣国カナチス。
最近悪い噂が後を絶たないカナチスの双子こそ、グランティーヌの婚約者候補なのである。
せっかくここまで来たのなら、直接婚約破棄を突き付けに行こうと言い出す。
街中でほんの少し別行動をとった隙に、行方をくらましてしまったグランティーヌは、街中で渦中の人物……双子の王子と接触。勝手に決めた婚約など認めたくないと意気投合。双子に誘われるがまま、一足先に城に出向き、婚約を解消してもらおうと、カナチスの国王に直談判したのだ。
合流したデュラを巻き込み、大掛かりな家族会議が始まる。
しかし城では、乗り気の国王とは対照的にグランティーヌに敵意剥き出しの女王。
奔放で芯の通った物言いのグランティーヌに好意を抱き始める双子。
そんな双子に、デュラが好きだと告げるグランティーヌ。
女王はグランティーヌを盾にデュラの命を狙うが、未遂に終わる。
ずっと国王に愛されたかったと泣く双子の母は、グランティーヌの亡き母と友人であり、想い人である国王がグランティーヌの母を想い、今でもその面影を求めていることに深く傷ついていたのだと知る。
騒ぎが起きたことで、国王と女王はお互いの気持ちを確かめ合うこととなった。
その後、国に戻ったグランティーヌは、父にデュラとは両思いであると伝え、デュラは慌てて否定。
小国の我儘で奔放な姫に告白されたデュラは、これから先を思い、深い溜息をつくのであった。
ほのぼの系ファンタジー
ある日、グランティーヌの我儘に付き合わされ、家出の片棒を担ぐことになる。
しかしそれはただの家出ではなく、勝手に隣国の問題児との婚約を決めた国王との親子喧嘩によるものだった。
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最近悪い噂が後を絶たないカナチスの双子こそ、グランティーヌの婚約者候補なのである。
せっかくここまで来たのなら、直接婚約破棄を突き付けに行こうと言い出す。
街中でほんの少し別行動をとった隙に、行方をくらましてしまったグランティーヌは、街中で渦中の人物……双子の王子と接触。勝手に決めた婚約など認めたくないと意気投合。双子に誘われるがまま、一足先に城に出向き、婚約を解消してもらおうと、カナチスの国王に直談判したのだ。
合流したデュラを巻き込み、大掛かりな家族会議が始まる。
しかし城では、乗り気の国王とは対照的にグランティーヌに敵意剥き出しの女王。
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そんな双子に、デュラが好きだと告げるグランティーヌ。
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ずっと国王に愛されたかったと泣く双子の母は、グランティーヌの亡き母と友人であり、想い人である国王がグランティーヌの母を想い、今でもその面影を求めていることに深く傷ついていたのだと知る。
騒ぎが起きたことで、国王と女王はお互いの気持ちを確かめ合うこととなった。
その後、国に戻ったグランティーヌは、父にデュラとは両思いであると伝え、デュラは慌てて否定。
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