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ダイエットに失敗した話  作者: きざはし
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梨子は薬に頼ることにした

三洋梨子は怯えていた。

親よりも、宇宙の果てからやってくる怪物よりも恐ろしいもの。

恐る恐る体重計に乗る。なんでこんなに簡単に体重って増えるんだろう。

なんでなんでなんで…



鏡の前の私は別に太っちゃいない、むしろ華奢な女が写ってる

むしろちょっと健康になっている、なんて私の中の客観様がそんな正しい意見をくれるが

そんなものはどうでもいい糞でも食って死ねって思う。私の戦いは始まったばかりだ死ねオラ

腹が立つ。なるべく油物は控えて、寝る前には食べないようにして

なるべく走るようにしてそれでも痩せない。

運動部に入ればいいそんなことを私の中の客観様が囁きやがるがなんで痩せるためだけに偉そうな

先輩上級生にペコペコしつづけなきゃならん、下痢でも飲んでろって思う


どうしようか?

そういえばこの前ネットでダイエットサプリの広告を見た。

肉体改造に効果的らしい。そこまで値段も高くない、危なそうならすぐやめればいい

よし決まりだ。


届くまで一週間ほどかかるらしい 私は待った。

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