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地下
「でも大丈夫なのかしら?」
「レイナ、何か知っているの?」
「七聖武器の事は少し。でも、8番目の武器の事は何も知らないわ。でもね…」
「?」
「その七聖武器でさえも、持つ人を選ぶと言われているわ。持てずに試した人を発狂させるとか聞いたことがあるわ。」
「じゃあ、まさか…!」
「伝説の通りなら…危険だわ。」
「ラトリスさん…」
「ラトリスなら大丈夫よ。」
ララがそう言った。
「ラトリスなら、きっと引き抜ける。そう思うわ。」
「…そうね、信じて待ちましょう。」
マリアとレイナは、頷きあった。
大臣に連れられて、ラトリスは地下にやって来ていた。
「もうすぐ到着しますが、大丈夫ですか?」
「解らない、会ってみないとな。」
「そうですか。」
2人は先を急いだ。すると、1つの扉を見つけた。
「この部屋の中に、伝説の剣が眠っています。しかし…」
「どうした?」
「先代の王も恐れて近づかなかったのです。あなたも危険だと判断したら、直ぐに引き返して下さいね。」
「解った、有難う。」
「では、私は国王様達とお待ちしております。御武運を。」
そう言って、大臣は謁見の間に引き返して行った。
「さて、久しぶりに緊張してきたな。なにが出るか…」
ラトリスは扉を開けて、中へ入っていった。
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