ドラゴン襲来
宴会の翌日、マリア達は村の子供達と遊んでいた。
「じゃあ次はかくれんぼね。家の中は駄目だよ。」
「わーい!」
「逃げろー!」
子供達もはしゃいでいた。
「…何をやっているんだ?」
「あっ、ラトリスさん。かくれんぼですよ。」
「一緒にやる?」
「いや、やらないけど…」
「何をあったんですか?」
「倉庫整理を手伝って欲しいと言われたんだが、倉庫の場所が解らなくてな。」
「倉庫なら、昨日掘った井戸の近くですよ?」
「そうか、こっちじゃ無かったか。ん?」
突然ラトリスは空を見上げた。
「どうかしたんですか?」
「今すぐ村人達を家に避難させるんだ!」
「まさか…ドラゴン!?」
「そのまさかだ、急げ!」
ラトリスは急いで村の中心へ向かう。マリア達は、子供達を家に帰して、村人達に避難勧告を出した。村の外には誰も出ていなかったので、避難は速やかに終わった。村の中心で、
「何とか無事に避難は終わったようだな。」
「ラトリスさん、どうしましょう?」
「村全体にプロテクトはかけたからな、あとは奴が気付くかどうかだ。」
と、そこへドラゴンが飛来し、村の上空で止まった。
「大きい…」
「勝てるのかしら…?」
「ドラゴンを相手にする初陣には丁度いい大きさだ。本来はあれよりデカいんだから。」
「本当に!?」
「だけど、お前達なら勝てるだろう。村のことは俺に任せて、思い切りやってみな。」
「解りました!」
「特訓の成果、見せてあげるわ!」
そう言うと、2人ともフライの魔法でドラゴンへ向かって飛んでいった。
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