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弱小ギルドの最強英傑(ラトリス)  作者: ミュウ
ギルド対抗武道大会編
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表彰式

無事に戦いが終わり、表彰式が開始される。

「まさか私達が優勝出来るなんて…」

「殆ど実力詐欺なような気がするわね。」

「元々Sクラス以上の実力はあるからな。当然の結果だ。」

「ふふっ、そうですね。」

「お腹空いたよぅ。」

それぞれが思い思いの言葉を掛け合う。

「おめでとうございます。賞金の1億ガルドです。」

賞金をレイナが受け取る。

「あと、ギルド“鋼魔“からお届け物です。」

そう告げられ見てみると、大量の武器と防具、そしてお金が入った袋があった。

「本当にいいんですかね?」

マリアが心配してラトリスに聞くと、

「当たり前だ。律儀に持ってきたんだ、受け取るのが筋だろう。」

ラトリスはアクセスの魔法を唱えて、中に収納していった。

「あとで山分けするからな。」

「それでは“天の子猫“に盛大な拍手を!」

司会の言葉に従って、拍手が巻き起こった。それを見て、マリア達は照れ臭そうにしていた。


表彰式が終わり、ラトリス達は家路についた。

「なんか疲れたな。」

「そうですね、早く帰ってお風呂に入りたいです。」

「そうね。」

そんなことを話していると、

「待ちやがれ!」

後ろから声がかかった。見てみると、40人ほどの男女が立っていた。

「“鋼魔“の連中か?」

「そうなんですか?」

「一体何のようなのよ!」

「俺達の物を返して貰う!」

「すでに私達の物を返せって、おかしな話ですよ?」

「うちのギルド長が言ったことだ、俺達には関係ない話だろう?」

「いいぜ、返してやるよ。」

そう言って、ラトリスは全ての武器と防具を異空間から取り出した。

「金は返さないけどな。元々、こんなに武器や防具はいらないからな。」

そう言うと、踵を返して帰ろうとした。武器と防具を身に付けると“鋼魔“の連中は、

「有り金も全部置いて行って貰う!」

と、襲い掛かってきた。

「馬鹿が、バーニング!」

後ろも振り返る事無く、炎の上級魔法を放ち、敵を全て焼き尽くしてしまった。

「えげつないわね。」

「疲れているのに、加減なんかしてられるか。」

あっさりとそう告げて、ラトリス達は帰路についた。

読んでくださっている方々、有難う御座います。

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