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弱小ギルドの最強英傑(ラトリス)  作者: ミュウ
ギルド対抗武道大会編
63/138

準決勝 後編

4回戦、第4試合の相手は、4人の中でも一番ヒョロッとした人物だった。

「まさか、俺が出ることになるとはな。」

そう言いながら、相変わらず変なポーズは忘れない。ポーズを決めて、壇上に上がってくる。

「準備はよろしいですか?」

審判が聞いてきたので、

「大丈夫です。」

「こちらもいいぞ。」

双方そう答えた。

「それでは、始め!」

4試合目の開始が宣言された。と、相手選手は小さな袋をマリアに投げつけた。それをマリアは落ち着いて切り裂いてしまった。

「まずい!」

ラトリスが叫んだと同時に、マリアの顔に粉塵が纏わり付いた。

「なにこれっ!きゃあ!」

一瞬何が起こったのかマリアは解らなかったが、次の瞬間顔から激痛が走った。

「うぅ…」

「審判、勝負ありだ!」

ラトリスがそう叫び、審判が、

「えっ、しょ、勝負あり!」

一拍おいてそう宣言する。ラトリス達は壇上に上がり、マリアの容態を診る。

「火炎草の粉末か!」

ラトリスはそう言った。

「それって!」

「ああ、早く取り除かないと大変なことになるが…エリクサーの残りも使って、治療する。」

「お願いします、マリアを助けて!」

「もちろんだ。」

ラトリスはマリアを抱えて壇を降りた。

「クックックッ、次の相手は誰だ?」

相手選手は高笑いをしていた。それを聞いてミーアが、

「私が相手をしましょう。」

そう言って、壇上に残った。

「ママ、頑張れ!」

ミーナが泣きながら叫ぶ。

「ほう、お前が相手か?てっきり男のあいつが相手だと思ったが?」

「治療のため、戦えない人を出せという、あなたの考えに賛同出来かねます。」

「ふん、勝てばいいのさ、勝てばな。」

「準備はよろしいですか?それでは、始め!」

戦闘が開始されると、再び袋を投げつける相手選手。それをミーアは優しく受け止めた。

「とても破れやすい材質ですね。」

「なっ!?どうやって受け止めた!?」

「バトルメイドを甘く見ないことですね。この程度の事、どうさもない事です。」

そう言うと、相手選手に投げ返した。

「うわっ!?」

相手選手は仰け反ったが、躱せるはずもなく顔に受けた。すると、マリアの時と同じく袋が破れ、中から粉塵が溢れだし、相手選手の顔を包み込んだ。

「ぐわっ!?た、だずげで!?」

「女性の顔にあんな事をしておいて、何を今更。暫く苦しみなさい。」

ミーアはそう吐き捨てた。

「ぐっ、ぐぞぅ。お、おでのまげだ!だずげでくで!」

「“天の子猫“の勝利です!」

審判がそう告げた。ミーアは壇上から降りると、一目散にマリアの元へ行く。何とか治療を終えたのか、皆安堵していた。

「マリアさんは大丈夫なのですか?」

「1日休めばもとに戻るだろう。念の為、キュアの魔法もかけたから、心配するな。」

ラトリスの言葉に、ミーアも安堵した。

「済みません、このまま決勝戦を行ってよろしいですか?」

審判がそう聞いてきた。

「対戦相手は決まっているのか?」

「はい。」

「なら問題ない。速攻で終わらせてやる。」

ラトリスは少し怒っているようだった。

携帯がおかしくなって、中編が2回アップロードされてしまいました。済みません。読んでくださっている方々、有難う御座います。

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