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弱小ギルドの最強英傑(ラトリス)  作者: ミュウ
ギルド対抗武道大会編
55/138

2回戦目

ラトリス達は2回戦目のために再び会場へやって来た。1回戦目の結果の為か、会場には多くの人達が集まっていた。

「あれが“天の子猫“か…」

「“鋼魔“を倒したらしいじゃねぇか。」

「どんな戦い方をするんだろうな。」

「楽しみだ。」

観客席から声が上がる。マリアは緊張していた。

「マリア、落ち着いて!」

「マリアさん、大丈夫ですよ。」

「お姉ちゃん、頑張って!」

それぞれが応援する。そして壇上に上がると、対戦相手が待っていた。

「けっ、女が相手か。しかも中々上玉じゃねえか。」

「おい、マーカス。手加減するなよ。」

口々に何か言っていたが、マリアは聞いていなかった。緊張をほぐす為に集中していた。

「はぁ…平常心、平常心。」

「マリア、1つだけアドバイスだ。」

「何ですか、ラトリスさん。」

「もし勝てないと思ったら、自分自身にクリアの魔法を使え。リミットとグラビティが解除される。」

「それって、本気を出せってことですか?」

「まあ、そう言うことだ。」

それを聞いて安心したのか、完全に素に戻っていた。マリアはアクセスの魔法を使って、異空間から剣を取り出し、構える。

「それでは、始め!」

開始と同時にマリアは相手の懐に入り、鳩尾めがけて剣の柄を叩き込んだ。

「うぐっ!」

呻き声を上げて、マーカスと呼ばれていた男が倒れた。

「えっ…」

「何だ?一撃で倒したのか?」

「見えなかったぞ…」

観客席からそんな声が上がっていた。

「そっ、そこまで!」

審判も何が起こったのかわからないようだったが、辛うじてマリアの勝利を告げる。すると、観客席からは喝采の嵐が起こった。

「すげえよ、まじで。」

「こりゃ賭けにならねえ。」

「女性なのに凄いわ!」

「かっこいい…」

それを体で感じて、マリアもいい気分になった。

「次の選手、前へ!」

審判から言われて、ギルド“破壊王“は、

「すっ、済まねぇ。棄権する!」

そう告げた。どうやら2回戦も無事終わったようだった。

「何よ、呆気なかったわね。」

「あのスピードを見せられたら、大抵の人はそうなりますよ。」

「ねぇ、マリアお姉ちゃんが勝ったの?」

「あぁ、完全勝利だ。」

「そうなんだ!おめでとう、お姉ちゃん!」

「有難う、ミーナちゃん。」

そんな話を5人はしていた。そして、3回戦目も、中々相手が決まらず、暫く待たされる事になった。

読んでくださっている方々、有難う御座います。

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