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弱小ギルドの最強英傑(ラトリス)  作者: ミュウ
依頼編
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初依頼

ララの誕生日会が終わって数日後、ラトリス達はギルド協会に来ていた。

「なんか久しぶりの気がしますね。」

マリアの言葉に頷く。

「殆ど仕事してない気がするわね。今日こそ依頼があればいいけど…」

「今日の目的はそれだけじゃないけどな。」

「と言うと?」

「ミーアの冒険者登録をしに来たんだ。」

「えっ、ミーアさんも冒険者になるんですか?」

「ラトリスさん、その話、聞いておりませんが?」

「何かあったときのための保険さ。」

そう言って、ミクを呼び出して、手続きを進める。

「はい、これが冒険者カードです。亡くさないで下さいね。」

そう言われて、大事にしまうミーア。

「ついでにギルド登録も更新しておきましたよ。」

「話が早くて助かる。」

「あっ、あと依頼クエストが一件来ていますよ。受けられますか?」

それを聞いて、マリアとレイナは目を輝かせた。

「依頼ですか!?」

「どんな依頼なの!?」

「えっと…商人の方々の護衛ですね。出発日は明日なんですけど?」

「受けます!ね、ラトリスさん。」

「ん?ギルド長はお前なんだから、好きにしたらいい。」

「やった、初依頼よ!腕が鳴るわ!」

「お姉ちゃん達、なんか怖い…」

「こら、ミーナ。そんなことは言っちゃいけませんよ。」

「しかし、商人の護衛か…場所は何処までなんだ?」

「王都までですよ?なんか道に盗賊が多数出るって話です。」

「あれ、この間もあの道を通ったけど、そんなことはなかったよね?」

「えぇ、盗賊なんて見なかったですけど?」

「相手はプロかもしれんな。」

ラトリスが言う。

「本気で気配を消しているなら、素人目には解らないもんさ。」

「そうなんですね…」

「それで、どうするの?受けるの、受けないの?」

「もちろん受けよう。たかが盗賊位倒せないとな。」

ラトリスはやる気だった。

「じゃあその旨を商人達に伝えておきますね。」

「その必要は無さそうだ。」

後ろを見ると、商人らしき人達がいた。

「あの依頼を受けて頂けるので?」

「はい、依頼を受ける“天の子猫“です。」

「おぉ、有り難い。では明日の朝、街の入り口でお待ちしておりますよ。」

そう言って、商人達は去って行った。

「…」

「…ラトリスさん?」

「いや、何でもない。今日は久しぶりに満腹亭に行くか。」

「「賛成!」」

一抹の不安がよぎったラトリスだったが、誤魔化した。

読んでくださっている方々、本当に有難う御座います。

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