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弱小ギルドの最強英傑(ラトリス)  作者: ミュウ
ロキシス誕生編
130/138

1回戦

ラトリスの初戦の相手は、アルテミスとその眷属だった。

「それでは戦いを始めますが、ルールはどうしましょうか。」

いきなり審判がルールを聞いてきた。

「普通、ルールは決まっているんじゃ無いのか?」

ラトリスが聞くと、

「どちらにも公平になるように、その都度ルールは変わるのですよ。」

観客席にいたアテナがそう言った。

「純粋な戦いでも良いし、お遊びの一種でも良いのよ。」

それにロキが付け足した。

「あら、ロキ。初めて参加するのに詳しいですわね。」

「…」

アルテミスの言葉にロキは応えなかった。

「ふふ、まあ良いわ。それで、あなたはどんな勝負を望むの?」

「俺に聞いているのか?」

「そちらは1人、こちらは5人、そちらの不利は明確ですからね。せめて勝負の方法は決めさせてあげるわ。」

「じゃあ戦いで。」

「即決ですわね。少しは好感を持てますわよ。」

アルテミスと眷属は、1人を残して後ろに下がる。ロキも後ろに下がるが、

「ラトリス、相手をよく見るのよ。」

と、助言を残した。

「それでは良き戦いを!始め!」

審判が高らかに宣言した。すると、相手は突進してきた。

「うおおぉぉぉ!」

ラトリスはギリギリで横に避けた。しかし相手は即座に方向転換をし、更に襲い掛かってくる。それを悉く躱し、ラトリスは思った。

(遅いな。)

「どうした、避けてばかりでは勝てんぞ!」

「それもそうだな。」

ラトリスは相手の動きを読んで、足払いを仕掛けた。見事に決まって相手は転けた。

「ぐっ!」

転んで起き上がろうとする相手に、馬乗りになり、鳩尾に拳を叩き込むと、相手は動かなくなった。

「これでいいのか?」

「勝負ありです!」

観客席からドッと歓声が沸き上がる。

「次の選手、前へ!」

次の相手は小柄な天使だった。

「それでは始め!」

戦いが始まると、相手は魔法の詠唱に入った。

「遅いな、クリア!」

クリアの魔法を受けて、相手の魔法が中断されてしまった。

「なっ!?」

「これで、終わりだ!」

と、ラトリスは叫んで相手に接近し、顔に蹴りをいれた。

「うぐ!」

変な声を上げて、相手は倒れ込んだ。

「勝負ありです!」

審判がそう告げた。

「次の選手…」

「面倒だ、残り3人まとめてかかってこい。」

「何だと!」

「ふざけやがって!」

開始の合図も待たずに3人が襲い掛かってくるが、ラトリスは右手を前に出して、

「ファイアーボール!」

と、叫んだ。3つの炎の弾が、3人に直撃し、3人とも同時に倒れた。

「そっ、そこまで!ロキチームの勝利です!」

無事に1回戦を勝ち抜いたラトリスだった。

読んでくださっている方々、有難う御座います。

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