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「労働者の権利を守れ」そう叫んだから

 昔の手法で労働者を保護しようとすると損するように今の世界はなってるから。

何しろ仕事は世界中に移動するから。日本人労働者はそこまで移動しないよね。いや、労働者としてのあなたは移動したいですか。そう尋ねるべきか。 

 最低賃金や解雇の事前通告等の規制はご立派だね。日本の企業もよく守ったよ。でも日本の企業でない企業、外国の企業やそもそもどこの国にも属す気のない企業は守らない。そんな規制のない国に仕事を持っていくわけだ。安い労働力を求めて移動するという言葉だと見逃されるけど実態はろくでもない扱いができる場所へ仕事を移動させているだけだから。

 日本であなたを雇っている企業はそんなろくでなし企業と競争する羽目になる。まあ、負けるね。負ければ競争は無くなる。あなたは失業する。さて原因は。


「労働者の権利を守れ」そう叫んだから。


 さあ、あなたはこういう展開もあり得ることを知った。知ったならそれを踏まえて考えればいい。私はベーシック コンサンプションを導入すれば解決すると思っているけどあなたが思い付くなら他の方法でもいい。解決するなら。諦めたっていい。あなたがそれでいいなら。


 さて問題は「労働者の権利を守れ」とあなたの目の前で叫んでいるその人だ。

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