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市場経済
「国民の誰もが月十万以上消費できる仕組み」で出来た「月十万程度を消費」する層。これを市場経済に任せる。企業側は儲けたい。消費する側は得したい。
色んな物が売られるでしょう。色んな物を買うでしょう。失敗する企業、成功する企業、両方がでるでしょう。失敗する消費者、成功する消費者、りょうほうがでるでしょう。それが毎月繰り返され徐々に効率的なものが消費され、社会の状況が変わっていけば即座には対応できなくても時間をかけて適切な消費におさまる。市場経済にはそれを期待していいと思います。
それにもう一つ期待していることがあるんだ。支給を受ける人たちは収入の低い、稼ぐ能力の低い人たちで、はっきり言ってしまえば軽く見られがち。とことが「月十万程度を消費する層」と認識されるようになると少なくともその層を相手とする企業がその層の機嫌を損ねるような振る舞いに出るとは考えにくい。いや、儲けるためには積極的に尊重するだろう。それをはっきり示すのにいい方法がある。彼らを雇うことだね。




