表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/635

公僕

 国には予算を組む専門家がいる。その専門家がいないと国は予算を組めないだろう。たぶん。で、あるなら国の予算を組む専門家は「我々がいないと予算は組めない」と思うかもしれない。そこからはじめて「バラマキをするような予算は組まない」と言い出すかもしれない。まあ、直接そうは言わないだろう。建前を持ち出し「そんな予算は責任が持てない」そう言いだすだろう。それでいい。そもそも予算は政治で決まり、政治は政治家を決めた国民が最終的に責任をとるのだ。たとえばインフレで苦しむとかたとえば少子化で子供、孫が苦しみ、あるいは子供、孫が作れないという形で。どちらかを選べ、という言説をあなたが聞いていない時点でこの国の「予算を組む専門家」は不実と言っていい。国民が選択する権利を奪っているから。詐欺師というには彼らが利益を得ていることを立証する必要があるが国民に対して不実というだけで十分に公僕としての資格はない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ