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あたるのを待っている

 商品化で儲かる人がいる。その商品を作る実際の作業、生産をする人も給料がもらえることだろう。おおもとの技術を開発した人達も給料を貰って開発したはずだ。広範囲にお金がばらまかれた、と言っていい。自分の才覚で儲けた人は「ばらまき」の言葉に不満があるかもしれないけど、その商品を成立させる技術は学問の自由の元、国の予算で食べている人が国の予算で費用を賄って開発したモノだ。本質的には何ができるかわからない。軍事転用できるかわからないし、商品化できるかわからないし、永遠に何の役にも立たないかもしれない。それでも予算はつけなきゃいけないし、返せとも言われない、言ってはいけない。ばらまき以外の何物でもない。ばらまいてあたるのを待っているわけだからね。

 だからそのうちの当たったもので儲けている目端の利く個人も、あなたも「ばらまき」で食っている、そういうことだ。直接「ばらまき」を受けた人より多くの人が食っている。めでたいことだ。

 でも、日本国民全員ではない。


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