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被害は及ばないだろう

 相手は自由だ。戦争を仕掛けることも戦争に備えることも。戦争を禁じることも究極的には不可能だ。 世界はドイツに戦争を禁じようとした。不可能だった。無理があった。その無理がナチスドイツを産んだ。 無理が産んだナチスドイツがどんな無理な主張をしてもそれは当然と言える。世界は法の名のもとにドイツに戦争を禁じた。彼らが自由を手にするには非合法な存在となるしかなかった。非合法な存在は 合理も穏健も振り捨てることだろう。人道もそのうちの1つだ。

 相手の国が自由なように、我々の国もまた自由だ。ならば相手の行動を読んで自分たちの行動を決めればいい。戦争を禁じるという行動がもたらした相手の行動はご覧の通りだ。そして新しい武器を作る、作ろうと努力することは相手の対策を生む。我々に対する対策だ。関係ないユダヤ人に被害は及ばないだろう。金や時間をかけるべき場所がはっきりしている。それ以外のことにそれをかければ負けが近づくわけだから。


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