表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
606/635

生産力

 新しいことをするには新しい物がいるだろう。地方で都会の公務員を雇うような無理をすればそうなる。それでもやれる。円の発行者は日本政府だからね。機材やソフトやネットワークを買い、開発し、整備する。それに刷ったお金を注ぎ込む。その過程で誰かの給料が上がるだろう。それだけじゃない。国に売っただけでその企業は満足するだろうか。もっと儲けたいはずだ。それらの商品を世に売り込むだろう。なんの商品だっけ?地方に居たまま都会の仕事ができる商品だ。その商品が売れるということは地方で雇用が増えるということだ。それは過疎化対策になる。国が対応するべき仕事だ。素晴らしい。お金をばらまいた価値がある。

 お金はばらまかれた。電子機器の産業やソフトウェア産業、通信インフラ産業が儲かった。それぞれの企業では経験が積まれた。それは企業もそうだし、所属する社員もそうだ。それはつまりは生産力だ。彼らは日本経済の中で生産力を積み上げた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ